母の排便の後、母と看護婦さん達はまた処置室に入って行った。
悟は再びリネン室から出でて、処置室を覗こうとした時、階段から降りてくる別の足音が聞こえた。
あぶない!
悟はぎりぎりのところで、リネン室に戻って隠れた。
廊下を歩く足音は二人のようだ。
「今日も真知子は来てるんだろう?」
これ、院長先生?
「ええ、来てるわ。
今日は婦長が、新人の春美に浣腸の実習をさせてる筈だわ。」
奥さんの声だ!
「基本実習のわずかな浣腸じゃ、真知子は感じてくれないだろう?」
「そうよね。
でも、今日は貴方が来てから、イルリガートルとエネマシリンジで大量注入をする予定よ。
この前は仰向けだったせいか、真知子もきつかったみたいだから、今日は四つん這いかベッドに両手を着いて立たせるかの姿勢でしてあげたら?」
「そうだね。
しかし3000ccの注入は見応えあったよ。
四つん這いにすれば、垂れ下がってもっと腹部の膨満がはっきり分かるだろうね。」
「やっぱり真知子は本物のMなのよ。
この前も、最後に気絶したけど、貴方が出ていった後に目を覚まして、院長先生にありがとうございましたとお伝えして、って本気で言ってたわ。」
「いや、お前の友達は、本当にありがたい女だな。
僕のハード趣味を満足させてくれるし、人柄が良いから病院の皆も雰囲気が良くなってきてる。」
聞いてた悟は、どうやら院長先生も奥さんも、母を誉めてくれてるらしいのは分かったが、母がされた大量注入の意味が良く分からなかった。
3000ccって、3リットルだよな。
水の重さだったら3キロっ学校で習った。
そんなにいっぱい、お母さんの身体のどこに淹れたんだろう?
お母さん、やっぱり苦しんだのかな?
気絶したって言ってるし..。
でも、それでお礼を言うなんて、訳が分かんない。
悟はどうしても見たくなった。
院長先生と奥さんが処置室に入ると、悟もさっきみたいに処置室のドアにへばりつき、中の様子を伺うと、そっとドアを空かしてみた。
ドアの正面に、真っ白なお尻と、それから伸びる真っ白な太股、膝裏、脹ら脛、そして床に立っている裸足の足首が見えた。
さっき見た時は、母はドアから見て横向きのベッドに、向こうを向いて寝ていたのだが、今度は床に立って、そのベッドに両手を着いてお尻を突きだした格好になっている。
「春美さん。
これから、院長と私が、患者に対するイルリガートルとエネマシリンジによる大量注入を行います。
特殊な手術前の処置などの他は滅多に使わないのですが、今日は特別に院長先生からするようにと指示がありました。」
婦長さんの声だった。
「大量の水分を腸内に注入するので、人によっては大変危険な行為です。
患者役の真知子さんは承知の上で志願してくれたのですが、春美さんも心して補助をしてください。」
若い看護婦が、緊張して頷いていた。
悟の見ているドアの方向からは、母の顔は見えないが、真っ白なお尻と、お尻から前の性器への割れ目がほぼ真正面に見えた。
そこは周囲に生えている陰毛にぱっかりと開いた赤い肉の谷間だった。
その谷間の上の方に、褐色のつぼんだ穴が見える。
肛門、お尻の穴だ。
さっき、お母さんは浣腸されて、ここからうんこを出しちゃったんだ。
「注入後はしばらく経過を観察し、その後院長先生の許可がおりたら、患者をこちらのポータブル便器に排泄させます。」
えっ?
お母さん、今度はトイレに行かせてもらえないの?
「先程一度排泄させてるから、固形物は殆ど残ってない筈ですが、やはり患者は強い羞恥を感じます。
しかし、医療従事者は、患者が恥ずかしがるからと言って、その部分から目を逸らしてはなりません。
分かってますね!」
お母さん、今度はあのおまるみたいなのにうんこさせられるんだ。
なんて酷いことを..。
そうは思っても、悟は部屋に飛び込んでいって止めさせることは出来なかった。
その目は、こちらに向いている母の股間に釘付けとなっていた。
※元投稿はこちら >>