真知子と悟は、ベッドに腰かけたまま、婦長が床に寝てオナニーするのを見ていた。
婦長はもちろん恥ずかしいだろう。
理不尽に過酷な命令に、反発したくならないのだろうか?
しかし婦長は、目を閉じて、真面目にオナニーをした。
右手でクリトリスを弄り、左手で自分の右むねを掴み、時々乳首を摘まんだ。
口にはまだ、律儀に若い看護婦のショーツを咥えたままだ。
ほんの5分で、
「ふんっ..、うっ..、ふんっ..」
とショーツで口を遮られている婦長の悶え、喘ぎが聞こえてきた。
「まあ、今日は真知子と悟ちゃんの絡みを見たせいか、婦長も反応が早いわね。」
普段は真面目な婦長を、奥さんが言葉で苛める。
院長の命令でオナニーする婦長は、硬く目を閉じ、看護婦のショーツを噛みしめながら、お芝居ではなく、本当に指を使い、乳首を硬くさせた。
「どう、悟ちゃん。
婦長くらいおばちゃんでも、いやらしいでしょ。
あっ、ごめんなさい。
悟ちゃんは、お母さんが大好きだったから、婦長なんか問題にしてないわよね。」
奥さんが、ますます婦長を言葉で責める。
それは悟でも理解できた。
やがて婦長は、
「うーっ!」
と唸り声をあげると、ガクッと落ちた。
オナニーの最中は、あれほど辛そうで羞恥に充ちていたのに、今はまるで天使のような微笑みを浮かべていた。
その顔をじっと見て、悟は母に、
「婦長さんって..、可愛い人だよね..。」
と小声で言った。
真知子は、ギョッとした顔で、隣に腰掛けている自分の息子の顔を見た。
それは明らかに、単純で腕白な子供ではなく、本当の人の内面を見れる大人になりかけた男の子の顔だった。
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