あれから義父、義母、義兄の3人は畑仕事に行っていつも通り夕方帰ってきました。
その間、私は子供を離れに連れて行き多分ボ~としていたと思います。
子供が起きて私の所にやって来て、子供の顔を見て我に返りました。
夕食もいつも通り母屋でみんなでいただき、一人後片付けをしていました。
夕食もみんな口数が少なく、、時折3人が私の方を見てくるのです。
私以外はみんな仕事を持っているので離れの事はもちろん、母屋での食事の用意、後片付け、みんなが使う部屋の掃除くらいは私がしないとと思っていました。
たまに畑仕事がお休みの時は義母が手伝ってくれるのですが、あの日ほど一人の方がいいと思ったことはありませんでした。
後片付けを終えるとお風呂をよばれるのですが、いつも通り主人がいれば主人の物もですが私と子供の着替えを持ってきているんです。
とは言ってもまさか母屋で私がパジャマ姿になるなんて出来なくて、でも主人と子供はもう寝る格好で、、私は下着は着替えても普段通りの格好なんです。
私と子供がお風呂に入ると義母が湯上りの子供を受け取り、体を拭いてパジャマを着させてくれるのです。
そして私が上がると少しみんなと話をして離れに帰るのですがその夜は少し違っていました。
「お風呂を頂きました。」と言って、いつもなら子供が私の所へ来るのですがあの日は義母が抱いたまま、「絢香さんはお義父さんの部屋に来るように呼ばれているんでしょ。」と言って離さないのです。
私はこの時になってとんでもないことが起きるのでは、と思いました。
それまでは義父がどうか主人にだけは言わないで、、と思っていたからです。
「秀華ちゃんは私が寝かせます。さあさあ、、婆ばと一緒に寝ましょ。」
義父はいつも通り一番にお風呂に入っていて、すでに居間にいなくて自分の部屋にいるようなんです。
母屋の2階にはたくさんの部屋があって、義父、義母、義兄の部屋に義父と義母の寝室が別にありそのほかに2つほど空いている部屋があるのです。
でも私は母屋の2階はプライベートの部屋で上がったことが1度もなかったのです。
義母から義父の部屋を教えてもらい私は2階へ上がっていきました。
「お義父さん、絢香です。」
「入りなさい。」
そう言われて襖を開けると、何もない10畳くらいの部屋に一組の大きなお布団が敷いてあり、枕が二つ、枕元にはお盆の上の水差しとコップが二つ、それにティッシュの箱があり、義父がお布団の上に胡坐をかいて座っていたのです。
たぶんみんな義母が用意した物を思います。
「襖を締めてここへ来なさい。」
私が襖を締めてお布団の足元に座ると「修一にどう迫ったのか、絢香さん、やってみなさい。」と言われて驚きました。
「そ、そんな、迫ったなんて、、嘘です、あの時はお義兄さんの方から私を、、」
「じゃあ、どうして昼間にちゃんと言わなかったんだ。絢香さんは私の方から迫ったと言ってこの書類にサインをしたんじゃないのか。このサインも嘘だというのか。」
「そ、それは、、サインは私の物ですが内容までは、、」
「それじゃ、私が嘘を書いてそれに強引にサインさせたというのか。」
「そんな、、そんなことはありませんが、、」
「ちゃんとここに書いてある。半年前に修二が仙台へ行って留守の時に、私絢香は離れに修一さんを呼んでセックスを迫り私の方からキスをし抱いてくれるように言いました。その夜私は修一さんの物を受け止め何度も感じてしまいました。それ以来修二さんがいない夜には修一さんを離れに招きセックスを重ねていました。と書いてあるじゃないか。しかも、絢香さんから生で中に出してと言ったそうじゃないか。」
「そんなこと嘘です。お義兄さんが強引に、、」
「それじゃ、これを修二に見てもらいどちらが嘘を言っているか判断してもらおうか。」
「そ、それは、、お、お願いです、修二さんにだけは、、」
そう言いながら泣いていると、義父が私の傍までやって来て、「大丈夫だ、修二には言わないから、、安心しなさい。」と言って私を抱いてきたのです。
「本当ですか、お義父さん、、」
「ああ、、本当だよ。その代わり、その絢香さんの体を私に、、、」
義父はそう言って私の体をお布団の上に寝かそうとするのです。
「お、お義父さん、、それ、それだけは、お願いです、それだけは、、」
「何を都合のいいことばかり言っているんだ。お昼だってどんなことでもしますからと言ったじゃないか。」
そう言って私の頬に平手を一発叩いてきたのです。
もうその時になって私は争ってもダメだと分かりました。
そして主人に内緒なら落ちるところまで落ちてもいいと思ってしまったのです。
私に抵抗する気がないと分かった義父は「ああ、すまないな、叩いたりして、、許しておくれ、絢香さんさえ私の言う事を聞いてくれたら何も心配することはないんだ。ずっとここにいていいんだから。」
そう言いながら私をお布団の上に寝かせると覆い被さって来てキスをしてくるんです。
その時の私は、(あなたごめんなさい。あなたにはこんなこと知られたくはないの。だから、だから許して、、)と、心から思っていました。
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