義母に義兄との行為を見られてしまって、その日から針のムシロでした。
離れでも母屋でも「絢香」と主人が私を呼ぶ声にドキッとし、義父が「絢香さん、お茶を入れてくれないか。」と言われるたびにビクッとし、時には洗っているお茶碗を落としそうになっていました。
それでも何とか主人が仙台へ行った朝はほっとしていました。
たぶん義兄が義母にきつく口止めをしてくれていると思っていました。
今回主人はクライアントとの打ち合わせで2晩泊ると言って出て行きました。
そしてことが始まったのは主人が家を出て行った日のお昼でした。
昼食の後片付けをしていると義父がいつものように「絢香さん、お茶を入れてくれないか。」と言ってきたのです。
「は~い、少し待ってください。」と言って、お茶を居間に持って行くと義兄と義母もいて正座をしているんです。
娘はちょうどお腹もいっぱいになってお昼寝で義母が寝かしつけてくれていました。
(どこか違う、いつもだったら休憩した後、畑に行くのに、、)と思っていると、
「絢香さんに聞きたいことがある。修二もいないから聞くのだが、、絢香さんは修二より修一の方が好きなのか。」
「、、、、、、、、、」
義父の言っている真意が分からず黙っていると「絢香さんは修一とセックスをしていたそうだな。」と、直球で聞いてきたんです。
私もすぐに正座をし後退りをしながら畳に頭をつけ土下座をしていました。
「申し訳ございません、決してそんなことは、、」
「と言うことは修一とはそんな関係ではないという事かな。」
「そ、それは、、」もう体中から汗がどっと出ているようで、体が熱くなっていました。
「どうなんだ、絢香さん、修一とセックスはしたことがないというのか。」
「ご、ごめんなさい、お義父さん、あります、、うう、うううう。」私、なぜか思わず泣いてしまいました。
「だったら修二より兄の修一の方が好きだという事じゃないか。」
「そ、それは決して、、今でも修二さんを愛しています。」
「愛している、、、だったらどうして修一とセックスをするんだ。」
「それは、、、」私は思わず義兄の方を見ました。
「修一に聞いたら絢香さんん方から迫ってきたというじゃないか。だから仕方なく、、」
「そんな、、そんなことはありません。修二さんがいない夜にお義兄さんが離れにやって来て無理やり、、」
「無理やり、、、無理やり押し倒してセックスをしてきたというのか。」
「は、はい、そうです。」
「だったら、どうして次の日、修二が帰ってくる前に私に言わないんだ。おかしいじゃないか、、」
「それは、、」義父の言うことはもっともな事だと今分かりました。
ここで分かってしまうよりどうしてあの時に言わなかったのかと悔やまれました。
「それはいつなんだ、いつからセックスをしているんだ。」
「はい、、もう半年も前からです。」
「なに~、、半年も前から絢香さんは修一とセックスしていたというのか。」
もう駄目だと思いました、近いうちに修二さんに知られてしまい離婚、娘を取られて追い出されるのは目に見えていました。
「お義父さん、ごめんなさい、もうしません、ですから修二さんにはどうか黙っていてください。お願いです、お願いです、私、どんなことでもしますから、、修二さんにだけは、、」
「だったらすべて認めるという事だな。絢香さんから修一に迫ってセックスをしたということを、、」
もうその時はどちらがどうってどうでもいいと思っていました。
このことを修二さんに知られないことが先決で、そのためならどんなことでもしようと決めていました。
それほどあの時の私は頭がぼ~としていたのです。
その後、私から迫って義兄である修一さんと体の関係(セックス)に至ったという文章を書いた紙を渡され私はサインしてしまったのです。
「こいつ(修一)と美咲(義母)とは昔から今でもセックスをしていることは私も知っている。それでもいいと思って私は美咲を嫁に迎えた。今ではその中に私も入って3人で楽しんでいる。多分だが修二もそのことは薄々知っていると思う。あいつは昔からおとなしくていい息子だ。そんな息子をがっかりさせたくはない。だから修二が仙台へ行ったこに日に絢香さんに聞いたんだ。」
「はい、申し訳ありません。もうこのようなことは決してしません。ですからお願いです。修二さんには内緒に、、」
私はこの時すべてが終わって元通りの生活が戻ると思っていたのです。義父の言葉を聞くまでは、、
「絢香さん、今晩、私の部屋に来なさい。」
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