側で自分の指を使っていた美沙は、指を使いながら顔を彩夏に近づけた。
ああ、優ちゃんの息とは、また違った良い香りがする..。
そのまま、美沙は彩夏の唇にキスをした。
それだけでなく、それまで自分の股間を弄ってぬるぬるになった指で、彩夏の小さな乳首を摘まんで擽った。
「うっ、ううっ..」
口を塞がれた彩夏が苦し気に呻いたが、美沙が唇を離すと、
「ああっ..、ああっ...」
と完全に切なげな喘ぎ声になっている。
そして、やがて彩夏の身体は、ビクン、ビクン、と数回痙攣した。
「彩夏ちゃん、気持ち良いのね。
優ちゃんとおばさんからされちゃって、気持ち良くなってくれたのね..」
彩夏は小学5年生で、女として逝くとはどういうことなのかを教えられた。
手足を解かれた彩夏は、裸のまま床に座り、顔を両手で覆って泣いていた。
それを女の子のショーツを穿いてウィッグを着けた優が、肩を抱いて慰めている。
側で美沙が電話を掛ける声が聞こえた。
「はい、そうなんですよ。
彩夏ちゃんのお母さん。
家の優が、お腹壊して学校の帰りに粗相しちゃって..。
ええ、そこに彩夏ちゃんが..
はい、汚れた服は今洗って乾かしてます。
何でしたら、家で新しいのを買いますから。
いえいえ、家にも親戚の女の子が来た時のために、女の子用の下着も服もあります。
はい、では今晩は彩夏ちゃん、家に泊まってもらいます。」
私、今晩、もっと..、もっといやらしい事、されるんだろうな...。
恐いけど...、優も一緒にいてくれるなら..。
彩夏は、さすがに活発で賢い女の子だ。
相手が幼なじみの優とそのおばさん。
見知らぬ変質者から無理やり襲われるのを考えたら..と気持ちを切り替えようとした。
それを「諦める」と同じことだとは考えないことにした。
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