主人が真澄様と床を共にし、私が隆と修二さんに愛されて一週間ほど後のことです。
その晩、私は隆のベッドにいました。
母子の営みが終わり、無毛の股間にティッシュを当てている時でした。
「ママ、今度田中君のお母さんと会ってよ」
「うん・・でも・・」
「僕、ママを愛しているけど、田中君のお母さんのことも愛している、まじめに」
「うん、知ってるよ」
「ママと田中君も本気で愛し合っているでしょ。パパだって田中君のお母さんと仲良くなったみたいだし、ママも田中君のお母さんと会ってみんなで家族みたいになりたいんだ」
「家族・・・」
私達は市内のレストランの個室で食事をすることになりました。
三人の男性に抱かれた妻同士の顔合わせには抵抗がありました。
でもお会いしてみると真澄様は全然派手さのない、どちらかというと内向的でおとなしい感じの方でした。
背は私より少し低いようで、以前に隆に見せられた写真の通り、ほっそりとして華奢な体つきの女性でした。
歳は私の方が二つお姉さんです。
そこでは性の話は出ず、私も真澄様もリラックスして打ち解けることができました。
食事が終わりに近付いた頃、男性達から提案がありました。
今後、この五人の間では秘密をもたない。
誰と誰が会うのも自由だが、それを隠してはいけない。
嫉妬したり、恨んだりしないように、なんでも話し合えるようにする。
時々五人揃って食事したりする。
そんなことを男性達の提案で、五人で約束しました。
私も真澄様も大賛成でした。
何か不安に感じていたことが、溶けて流れていくように思いました。
その日から、私は時々修二さんと会って抱かれたり、時には二人でお買い物やお茶をしたりするようになりました。
隆や主人も時々真澄様のところに出掛けています。
そして、私と真澄様も頻繁にラインや電話でお話をするようになりました。
そんな風に二ヶ月くらいが過ぎ、また五人で食事をしました。
そこでまた男性達から提案が出たのです。
田中君が代表して話し始めました。
「僕達三人はよく話し合ったんだけど、静子さん、そしてママ、僕達は二人を妻にしたい」
一瞬何を言っているのかわかりませんでした。
「もちろん法律的に無理なのはわかっています。でも、僕達は二人をほんとに愛しています。真剣に二人と三人での結婚をしたいんです」
どういうこと?
住むところは?
隆と修二さんはまだ学生でしょ?
家計はどうするの?
いろんなことが頭の中を駆け巡り混乱してしまいました。
その時、「私はとても嬉しいです。ありがとうございます。いろんな問題があるのはわかっています。でも私、三人が大好きです。愛しています。そして、静子様のこともほんとに大好きです。だから、だから、私を皆さんの妻にしてください」
真澄様が静かに、でもはっきりとそうおっしゃったのです。
私、目が覚めるような思いでした。
一番大切なのは、愛。
それを最初に考えなかった自分が恥ずかしかった。
「私も三人を愛しています。そして真澄様も愛しています。どうか私を皆さんの妻にしてください」
こうして私と真澄様は、三人の男性の共有妻になることとなりました。
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