土曜日の朝、主人は真澄様を「お礼」としていただくために出掛けて行きました。
田中君が来るまでの間、隆と二人きり。
隆と二人きりなのは、主人が留守ならいつでもあることです。
でも、その日は何か気まずくて変な沈黙が流れていました。
「ママ、田中君が好きなんでしょ。いいよ、今日田中君とセックスしても」
「なに言ってるの。あなたがいるのに、そんなことしません。隆こそ良かったの?」
「何が?」
「隆こそ、田中君のお母様を好きなんでしょ。良かったの?今日パパを行かせて」
「うん、今回のは田中君とすごい話し合って決めたんだ」
「??どういうこと?」
「僕も田中君も、ママと真澄さんの両方を愛しているんだ。軽い気持ちではなくて、本気で」
隆の話は、世間の常識からは大きく外れていました。
隆と田中君は、私と真澄様の両方を愛してしまった。
そして、私と真澄様も隆と田中君の両方を愛してしまった。
そして、私はもちろん主人を愛している。
隆と田中君、私と真澄様、そして主人。
この五人が全員幸せになる方法を考えたい。
そのためには、主人と真澄様が愛し合う、少なくとも体は結ばれなければならない。
ということで、今日の「お礼」の話が持ち上がったらしいのです。
真澄様は、隆に思いを寄せてくださっているようです。それは、あの後私が田中君と連絡を取り合う中でも感じていました。
そんな真澄様の気持ちにつけ込むように、今回の主人とのことに応じていただいたらしいのです。
真澄様、田中君と隆への愛のために、主人に体を任せるのです。
とても切ないと思います。
そして、隆が言っていた「田中君とセックスしてもいい」という意味は、田中君と二人きりということではありませんでした。
「ママ、僕を男性として愛している?」
「知っているでしょ、そんなこと聞かないで」
「言葉で言って」
「愛しているわ」
「じゃあ、田中君は?」
「・・・好きよ」
「愛している?」
「うん・・」
「僕も田中君もママを心から愛している。だから、今日は二人でママを抱くよ」
「何言ってるの、ダメよそんな」
「大丈夫。ママ、田中君と久しぶりでしょ。最初だけ二人きりにしてあげるね。この前ママが田中君に抱かれた和室に布団敷いてくるね」
「隆、ちょっと待って」
「ママ、シャワー浴びちゃダメだよ。田中君、ママの生の匂い、すごい楽しみにしてるから」
ショーツの下で、無毛のところの奥が熱くなるの、はっきりとわかりました。
※元投稿はこちら >>