男の人のって、塩辛い。
つんっと匂うのは、汚いトイレに似てる。
玲於奈は強い吐き気に耐えながら、兄のぺニスをしゃぶった。
友達がこっそり「フェラって知ってる?」と話してくれたことがあった。
玲於奈は友達の話を聞きながら、顔を真っ赤にしたものだった。
そんなことって...、いくら好きな男の人のでも..。
精液を口に受け、さらに飲み込むなんて!
男女の性とは、男性が一方的に女性にするものだと思っていた玲於奈に、友達は手でしてあげる事などもこっそり教えてくれた。
可愛く思ってもらうために、男性の前でオナニーをする。
普通はとても恥ずかしくて穿けないような、小さな透けてるショーツを穿いて見せる。
友達自身も経験が無い筈なのに、色々と話しては、玲於奈が顔を赤らめるのを面白がってたみたいだった。
それなのに今、玲於奈はリアルに、それも恋人などではなく、兄から無理やり口に入れられている。
玲於奈は必死に顎を開いていたが、幸雄が動こうとするので、どうしても歯が当たってしまう。
お兄ちゃんが痛かったら、どうしよう..?
きっと本当に酷いことをされちゃう..。
そんな心配をしていた玲於奈だが、玲於奈の頭を押さえていた兄の力がさらに強くなり、ついに玲於奈の喉の奥にぺニスが突き刺さるように、押し込んできた。
うっ、ゲホッ!
玲於奈は反射的な嘔吐を感じた。
兄のぺニスを口から抜こうとするが、兄の力は強く、とても抜くことができない。
それどころか、ますます奥に突っ込んでくる。
くっ、苦しい..。
息、出来ないよ..!
お兄ちゃん、やめて..。
その途端、口から喉、鼻の方まで、栗の花の匂いを数倍も強くしたような刺激臭が満ちた。
同時に、粘りのある熱い液体が喉に充ちる。
いや、それは逆流して、玲於奈の鼻の方にも達した。
鼻の粘膜までもが痛い!
玲於奈は溺れた経験は無いが、溺れるってこんな苦しさなのだろうか?と思えた。
兄がぺニスを抜いてくれた。
しかし、精液の一部は気管の方まで入りかけてた。
げふっ、げふげふっ!
噎せると共に、玲於奈は口の中のどろどろの液体を吐き出しそうになり、必死に耐えた。
こんな状態になっても、育ちが良い玲於奈には、床に吐くと言う行為に躊躇したのだった。
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