それから玲於奈は、幸雄に縛られた。
床に押し通され、胸や下を触られるのを防ごうとうつ伏せになると、右の腕を背中にねじあげられ、手首を縛られた。
続いて左手もねじあげられ、右手首に合わせて縛られる。
次に上体を引き起こされて、形の良い乳房の上下に縄を回れ、背中で縛られた後ろ手を上の方に引き上げられて結ばれた。
玲於奈はその姿のまま、幸雄から引き立てられてリビングの窓際に連れて行かれた。
やだっ!外から見られちゃう..。
抗おうとすると、今度は後ろから強く胸を握られた。
柔柔と揉むなどではなく、握りつぶされるかのような痛みだった。
「ほら、見てみろ。
名門女子高のお嬢様だ。」
髪の毛を捕まれて無理やり鏡に写ったものを見せられた。
そこには、玲於奈自身の惨めに縛られた姿が写っていた。
やだっ!いやらしい。
玲於奈は目を逸らせたが、幸雄は玲於奈の片方の乳首をつねりあげ、鏡を見ることを強制した。
縛られてるとはいえ、客観的に見れば玲於奈の裸体は美しかった。
それだけに、細身だが均整のとれた姿態と、二本の縄に挟まれて突き出た乳房の違和感がいやらしかった。
下半身の可愛いヘアも、白い肌とコントラストを作っていて、玲於奈自身も改めて見せられ、こんなに黒く見えるの?と恥ずかしく思った。
確かに玲於奈は縛られても美しい。
しかし、その不自然さは、兄の部屋で見た野外で縛られていた裸の少女の画像の惨めさを連想させた。
幸雄は玲於奈の背後に立って、後ろから玲於奈の両方の乳房を弄ぶ。
重量感はそれほどではないが、まだ硬い感触のそれを揉む度に、鏡に映る妹の顔が歪み、さらに逃げようと身体を捻る。
それが幸雄を興奮させた。
時々乳首を摘まんでやると、さらに痛いらしく歯を食い縛るような表情になった。
「お前、自分で触ったりしないのか?」
無神経な兄の質問に、玲於奈は顔を横に振った。
「嘘を言え。お前、風呂で自分で揉んでたことがあっただろう。」
確かにそんなこともあった。
玲於奈も思春期の女の子だ。
入浴してる時の、鏡に映る自分の乳房の形が気になり、そっと手を沿えてみたことはある。
その時に玲於奈は、自分の乳房をそっと手のひらで包むと、くすぐったいような、ドキドキするような気持ちよさを感じてしまった。
お風呂の中で一人だ。
誰からも見られてない。
もうちょっとだけ、してみよう..。
玲於奈は自分の裸体を鏡に写しながら、そっと自分の乳房を、痛くない程度に揉むようにしてみた。
これ、エッチだけど..、気持ちいい..。
そっと触ってる手のひらに、乳首が硬くなった感触が分かった。
やだっ、私の乳首、エッチ..。
桜の花びらのような薄い色の乳首が、ほんのちょっとだけ色づいたように見えた。
硬くなると、すごく敏感になっちゃう...。
恐る恐る、玲於奈は自分の両方の乳首を、そっと摘まんでみた。
その途端、痛みとも快感ともはっきりしない電流のような何かが身体を走った。
「はあーっ」と玲於奈は悩ましすぎるため息をついた。
玲於奈にとって不幸なことに、その全ては幸雄の仕掛けた隠しカメラに写されていたのだ。「お前、風呂の中で自分の乳を揉んで悶えてただろう。
知ってるんだぞ。」
悶えるほどはしていない。
でも、軽くでも自分で揉んだのは事実だ。
根が正直で素直な玲於奈は、兄の言葉を否定できなかった。
「ご、ごめんなさい..
玲於奈、したことあります..。
でも、悶えてなんか..」
すると幸雄は
「そうか、こんな風に悶えたりしなかったか?」
と言うと、妹の両方の乳首を一度にかなり強く摘まみあげつねった。
「ひーっ!い、痛いの。お兄ちゃん、やめて!」
玲於奈は悲痛な悲鳴をあげたが、すでに鬼畜となるスイッチが入った幸雄にとっては、可愛い妹の悲鳴は絶好の興奮材料だった。
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