玲於奈は生まれて初めて男の手で下着を剥かれる屈辱と羞恥を味わった。
その男がたった一人の実の兄なのだ。
「やめて!お兄ちゃん、やめて!」
泣きながら訴えたが、もう幸雄は止めるつもりは無かった。
目の前にいるのは可愛いい妹であるが、同時に美しく魅力ある美少女だ。
幸雄自身、本当はここまでするつもりはなかったが、玲於奈の「お母さんに言う」の一言が全てを狂わせた。
必死に胸を押さえてブラジャーを剥ぎ取られるのを防ごうとする玲於奈に、また数回平手打ちをし、引きちぎるようにブラジャーを剥ぎ取った。
「いやよ、お兄ちゃん..。もう、やめて!」
ショーツ一枚で床にしゃがみこみ後退りして逃げようとする玲於奈を、何枚も写真に収めて幸雄はじわじわと玲於奈を壁際に追い詰めていった。
幸雄が屈みこんで玲於奈のショーツに手を掛けた時、もう玲於奈は狂った兄から逃れられないと覚った。
「待って..、お兄ちゃん。
私..、自分で脱ぐから..。」
自分で最後の一枚を脱ぐ。
それは逃げる術の無い玲於奈の、最後の自尊心だった。
狂った兄に屈服するのではなく、せめて自分の意思で...。
兄のことを狂ったと思った玲於奈だが、まだ僅かな兄への思慕が残っていた。
お兄ちゃんを..、完全に悪魔にしてしまいたくない..。
追い詰められ混乱する玲於奈の心の片隅に、そんな気持ちが浮かんだ。
幸雄は自分で脱ぐと言う玲於奈の言葉を聞き、ショーツに掛けた手を離した。
「良いだろう。さあ、早く立って脱ぎな!」
そう言うと、少し下がって、またカメラを構える。
玲於奈は泣きながら立ち上がると、ショーツのサイドに手を掛けた。
しかし若い、いやまだ思春期の少女が、兄とはいえ完全に自分を性の対象として見ている男性の前で、そう簡単には全裸にはなれなかった。
ショーツを下ろそうとするが、ヘアが出てしまいそうなところで手が止まってしまう。
幸雄にとっては、羞恥に泣きながら最後の一枚を脱ごうとする美少女は、絶好の被写体だ。
何回もストロボが光り、様々な角度から玲於奈の半裸は写された。
なかなかショーツを下ろさない玲於奈に、早く脱げ、と幸雄は催促した。
それでも玲於奈の手は動かない。
いよいよ待ちきれなくなった幸雄は、玲於奈の横に立っていると、玲於奈のショーツのヒップの部分に手を描けると、いきなり引っ張り下ろそうとした。
必死に脱がされまいとショーツの前の部分を押さえた玲於奈だったが、幸雄は引き下げようとしていたショーツのヒップ部分を、いきなり反対に上の方にぐいっと引っ張りあげた。
清楚なフルバックのショーツは、深々と玲於奈のお尻の割れ目に食い込んだようになり、玲於奈は痛みに爪先だった。
幸雄は片手のカメラを近くのソファーに投げ置くと、空いた方の手で玲於奈が押さえようとしているショーツのフロント部分にも手を掛けた。
そして、前後から玲於奈のショーツを引っ張りあげたのだ。
玲於奈のショーツのクロッチは、玲於奈の柔らかな割れ目を守る筈なのに、かえって割れ目に食い込んで痛め付けている。
「い、痛い。痛いよ、お兄ちゃん..」
もう辛うじて片足の爪先だけが床に着くほど抱えあげられた玲於奈は、幸雄に訴えた。
「お前が脱がないからだ!」
幸雄は冷たく言うと、さらにショーツを持ち上げようとする。
ただ真上に持ち上げようとするだけでなく、何とも揺すったりするので、ますますショーツは玲於奈の身体に食い込んでいった。
「お兄ちゃん、ごめんなさい!
脱ぎます、玲於奈脱ぐから..!」
血を吐くような玲於奈の声に、幸雄はやっと妹の身体を床に下ろした。
玲於奈は食い込んだ部分を割れ目から引き離すため、幸雄の見ている前でがに股のように足を広げ、奥まで食い込んだショーツのクロッチを外した。
上品で清楚だった玲於奈のショーツは、生地は延びきり、クロッチ部分は玲於奈の割れ目に着いていた汗、それ以外の液体で汚れてしまっていた。
それでもまだ、脱ぐのをためらう妹の頬にまた平手打ちをして、幸雄はそのショーツを玲於奈の足から引き抜き、取り上げた。
そして、そのショーツのクロッチ部分を広げて観察し匂いを嗅ぐ。
そんな兄を、玲於奈は両手で胸と下を隠して、泣きながら見ている。
無駄だと思いながら、また
「やめてよ..、お兄ちゃん..。」
と呟くように言った。
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