玲於奈の下腹の肌に、幸雄の剃刀が当たった。
玲於奈はもともと体毛が薄いせいもあって、これまで脇以外の体毛を自分でも剃ったことは無かった。
これから、身体の中でも一番柔らかく、傷つき安い部分に剃刀を当てられる緊張に、玲於奈は身体が自然にガタガタ震えだしそうだった。
ゾリッと音がしたような気がした。
実際は剃刀は滑らかに肌の上を滑り、肌自体への切り傷も、引っ掛かって引っ張られる体毛の痛みも無かったが、玲於奈は意識がすっと遠退きそうな気がした。
ゾリッ、ゾリッ、と言う音と共に、次第に自分の下腹部の黒い部分が無くなっていく。
それを顔を持ち上げてぼんやり見ながら、玲於奈は中学生時代に「私、あそこが生えてこないの。おかしいよね。どうしよう?」と玲於奈だけに自分の秘密を打ち明けた友達のことを思い出した。
大丈夫よ。きっと、ちょっと人より遅いだけよ。
すぐ、皆と同じ大人の身体になるわ。
そう言って玲於奈は慰めたのだが、あの友達にとっては、自分だけ周りの人と違う身体でいることがすごい悩みだったのだろう。
今、今度は玲於奈がそうなりかけている。
背中やお尻の鞭の痕と言い、剃られて子供みたいにされるあそこと言い、もう学校で友達にも肌を見せられないんだわ..。
玲於奈はそう考えると、ますます暗い気持ちになっていった。
幸雄は妹の平たく滑らかな下腹部を、あっと言う間に剃ってしまった。
そして今度は逆さ剃りを始めた。
幸雄は、妹の大陰唇を引っ張って平らにしながら剃ったり、玲於奈の割れ目を広げるようにして剃ったり、わざとクリトリスや膣口の辺りに手を当ててから、刃先を動かした。
これって、お兄ちゃんが私の肌に本物の刃物を当ててるんだ。
さらにお尻の方まで刃先が当てられた。
まだ硬いながらも張りのある形の良い臀部だけでなく、割れ目の奥、アナルにごく近い周辺まで刃先が進んでいく。
恐がってはいたが、玲於奈は剃刀が肌に触れる度に、ゾリッと言う感覚と共に下腹の奥深くに、熱い刺激を感じていた。
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