朝になって、ご主人様から手足を拘束していた革ベルトを外していただきました。
「よく眠れたかい?」と聞かれて、「はい、よく休ませていただきました」とお答えしましたが、実は奥様から責められた膣に違和感と言うか痛みを感じていました。
お二人の朝のお世話をする合間にトイレでそっと触ってみたら、少量ですが出血していました。
奥様が指をまとめて入れようとした時に、切れたのかもしれません。
ご主人様が私の膣を責めてくださる時は、足を大きく広げた姿勢でしてくださるのですが、昨夜奥様から責められた時は、足首をまとめて拘束されていたから、股関節を充分に開けなかったからかもしれません。
奥様が申し訳なさそうな表情をしています。
いけませんよ。そんな顔をしたら、ご主人様に何かあったらしいと感づかれてしまいます。
私も痛みを顔に出さないように努力しました。
とにかく今度の土曜日には息子が帰ってくるんです。
それを思えば、痛くも辛くもありません。
もちろん息子を可愛がってくださっている奥様を恨むつもりも、全くありませんでした。
お医者様に診察していただくまでも無いと思っていましたが、アパートに戻ってからも時々少量の血が下着に付きました。
恥ずかしさに耐えて、お医者様の診察を受けました。
やはり裂傷があると診察され、しばらくは激しい性行為はしないように言われてしまいました。
ああ、帰ってきた息子が気がつかないかしら?
それに、息子に見てもらいながら、おもちゃを入れてのオナニーなんかもしたかったのに...。
ちょっとがっかりもしましたが、夏休みは1ヶ月あります。
それまでにはきっと回復するだろうと気を取り直しました。
息子が帰る二日前には、ご主人様から「裕一君が帰ってきた日は、私と妻も行くから、四人で別荘に泊まろう。この前のように夕食を一緒に食べて、夜は客間に二人で泊まりなさい。」と電話をいただきました。
いよいよ土曜日です。
私は早い時間から別荘に行って、隅々までお掃除をしていました。
お二人がおいでになる予定は午後2時です。
それから1時間後に息子が電車に乗って帰ってきます。
息子に会う嬉しさに、あそこの裂傷の痛みも忘れてしまいそうでした。
10時にはお掃除も終わり、食料品の配達も来ました。
落ち着かない時間を過ごしていると、お昼前に予定より早くご主人様奥様が到着されました。
お出迎えしましたが、どうも様子が変です。
ご主人様は、怒ったようにも見えるし、情けないような表情にも見えました。
奥様はずっと項垂れています。
玄関のドアを閉めると、ご主人様が奥様に「おい!」と言いました。
すると奥様がその場で服を脱ぎ始めたんです。
いつもは一度お部屋に入って、お荷物などを片付けてから楽しまれるのに...。
いえ、奥様はいつもの清楚な白いスリップ姿ではなく、きれいなレースで飾られた上品なショーツまで脱いでしまわれました。
顔はずっと俯いたままです。
全裸になると玄関ホールの床まで上がらず、玄関のタイルの上で正座されました。
ご主人様が再び「さあ」と促すように言われると、奥様は私の顔を見上げました。
驚いたことに、その顔には涙の線がはっきりと付いています。
「先週の夜の事を、妻から聞いた。すまなかった..」
あ!あの夜に奥様が責めてくださったこと...。
「私の眠ってる間に、美伽さんを苦しめたようだね」
いえ、そんな...。
だって、奥様ですし..。
「翌朝の美伽さんの歩き方はおかしかった。それに私も気がついてはいたんだが..」
「私は私が自分で妻に指示してさせる責めには自信を持ってるし、責任が取れる。」
「しかし、妻ではやはり美伽さんの身体に怪我をさせたようだね」
いえ!そんなこと...。
私は別に怪我なんかしてませんし...。
「妻に気遣ってくれるのはありがたいが、裕一君に対しても申し訳ない」
私はどのように言えば良いのか、まるで分かりませんでた。
私は奥様のあの責めで膣を切ったけど、奥様には恨みも何もないんです!
いえ、むしろ奥様が裕一を可愛がってくださってる事に感謝しています。
それに比べたら、このくらいの痛みなんて...。
必死にご主人様に納得していただこうとしました。
ご主人様は私の話を静かに聞いてくださいましたが、私の話が途切れた時に、ご自分も静かに言われました。
「美伽さん、違うんだ..」
「妻は..、裕一君の母親である美伽さんに嫉妬したんだ..」
ご主人様の言われた意味が良く分かりませんでした。
ご主人様の声が続きます。
「妻は子供が出来なかった。本当は欲しかったんだ。」
「そこに裕一君が現れた。妻は裕一君を可愛がりたかった。養子にしたいと仄めかしたこともある。」
「しかしそれだけでなく、裕一君と美伽さんの普通ではない母息子の関係にも憧れてしまったそうだ。」
私は言葉が出ませんでした。
息子を可愛く思ってくれて、それで母親である私に嫉妬なんて..。
「もともとは、私の普通と違う性関係に興奮する性癖がから出たものなのだが...、しかし私に黙って妻が美伽さんにしたことは、私は黙って赦すことは出来ない。」
では..、では奥様をどうなさるんですか?
「今日明日は牝犬にする!」
えっ?
これまであんなに大切に愛されてた奥様を..?
「妻も覚悟を決めている。この2日間は妻は美伽さんと一緒の牝犬だ。裕一君から責めてもらっても良い」
いえ!それは..。
それは、お止めください。奥様を息子に責めさせるなんて...。
ご主人様は、ハッと気づかれたようでした。
「ああ、そうだった。裕一君は美伽さんが飼うべき牝犬だったね」
お分かりになって下さいました。ありがたいです。
息子も奥様のことを慕っています。
どうか、どうか奥様を御赦しください。
「よし、分かった。美伽さんが言うなら妻を赦そう。」
そして冷たいタイルの上で正座している奥様に「美伽さんに謝りなさい」と促しました。
奥様は、タイルの上で土下座して謝って下さいました。
最後にご主人様は言われました。
「妻は、寂しくて...、裕一君を生んだ美伽さんが羨ましかったんだよ..」
こんなに私の息子を思ってくださって、私はありがたいと思う以外にありますか?
どうか、どうかこのまま、息子を可愛がってくださいませ。
※元投稿はこちら >>