「あん」内藤家の玄関ホールで美咲の甘い吐息が響いた。貴教に抱きしめられ、口唇を吸わて、淡い快楽に全身が包まれていた。
「美咲、可愛すぎるよ」貴教が目を見つめて言った
「もう、バカ、やめないで」美咲から口唇を押し付ける。貴教が髪を撫でる。身体を密着させる。下半身に違和感を感じた。だがそれ以上に美咲を驚かせたのは、貴教の舌が口の中に入ってきたことだった。
「んん、ん~」舌と舌が触れ、驚きと、高まり、そして全身に伝わる快感。このまま…そう思う自分と葛藤し、美咲は貴教を突き放した
「ノン、ここじゃだめ」
「うん、でも僕我慢できなくて」
「ノンの好きなお菓子あるから、リビングに行こ」美咲は優しい姉のように貴教の頭を撫でた
「うん」無邪気な笑顔を返す。二人は手をつなぎリビングに向かった
「ノン、キスうまいね」
「えっ、そう?」リビングで父親が学生からお土産としてもらった乾燥苺をホワイトチョコレートでくるんだお菓子を食べながら美咲が身体を寄せてきた
「もう一回する?」美咲の瞳が潤んでいる
「う、うん」二人の口唇がそっと触れて貴教は口唇を離した
「さっきと違う~」美咲が頬を膨らませる
「あの、ごめん、その、僕、そろそろ限界なんだ」
「限界って?」美咲の顔が近づく
「その、あの、これが」恥じらいながら貴教は股間を指さした
「ああ~」驚きで美咲は両手で口を覆った。貴教の股間がものの見事に膨れ上がっていた
「美咲、今日、メチャクチャ可愛いから、会った時からその、こうなっちゃって」
「ノン…、どうすればいいの?」病気の子を心配するかのように美咲が股間を撫でた
「ああ~、ダメだよ、気持ちいいから」
「気持ちいいならいいじゃない」姉御肌の美咲はさらに撫でようとする
「ダメだよ、その、いっちゃうから」
「えっ…」ようやく意味が理解できて美咲は固まった
「美咲の部屋に行かない?」
「うん」弟のように可愛い貴教の哀願に美咲は優しい笑顔で頷いた
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