ある日の夜、里奈と恵子はレズビアンパーティにいた。
このパーティはレズカップルであれば誰でも参加できるというものである。
そしてカップル同士が意気投合すれば別室でスワッピング出来るのが売りだ。
もちろん、パーティに参加するだけでもかまわない。
表向きは同性愛に対する所見を広めようという主旨で主催されているからである。
会場には、ざっと20組ほどのカップルがいた。
もちろん里奈と恵子のカップルが断トツで若かった。
半数以上が常連組という感じで二人は雰囲気に圧倒され浮いていた。
恵子「里奈、何だか私たち浮いてない?」
里奈「だよね、年齢層も高めだし」
恵子「もう少ししたら帰ろうか」
里奈「そうね、ちょっと場違いだったみたい」
二人は、いつ帰ろうかとタイミングを計っていた。
そんなときある一組のカップルが声をかけてきた。
カップルA「こんばんは、よかったらお話ししない?」
カップルB「あなたたち初めて?」
里奈「そうなんです、初めてで圧倒されちゃって」
恵子「お二人はよく来られるんですか?」
カップルA「たまに来るぐらいかな?あ、私は絵美38歳」
カップルB「私は明日香、同じく38歳」
里奈「里奈です大学四年生です」
恵子「恵子です、後輩で一年生です」
明日香「わかーい、恵子ちゃんなんて私たちの半分じゃない」
絵美「ほんとよね、若いっていいわね」
恵子「私たち最近付き合い始めたばかりですので」
里奈「お二人は長いんですか?」
絵美「そうねぇ、10年には、なるかしら」
明日香「腐れ縁ね笑、ねぇこの後私のマンションで飲み直すんだけどよかったら来ない?」
里奈「恵子どうする?」
恵子「里奈に任せる」
里奈「じゃあちょっとだけお邪魔しょっか」
四人はタクシーに乗り明日香のマンションに向かった。
明日香のマンションは高層マンションの最上階にあった。
明日香「どうぞ」
二人「お邪魔します」
恵子「わぁ、すごーい。夜景がよく見えるよ」
里奈「本当、明日香さんてお金持ちなんですね」
明日香「そんな事ないよ、男に負けないように必死にやって来た結果よ」
絵美「明日香はバリバリのキャリアウーマンなんだから」
明日香「もういいって、とりあえず乾杯しましょう」
絵美「恵子ちゃんは飲める?」
恵子「飲んだことないけど少しだけいただきます」
四人はワインで乾杯した。
里奈「おいしいー」
明日香「そこそこ良いワインだからね笑」
四人は世代の差を拭うように話し込んだ。
アルコールもほどよく回ってきた頃に絵美が口を開いた。
絵美「二人にお願いがあるんだけど私たちのセックスを見てくれないかなぁ」
明日香「10年も一緒にいるとマンネリ化しちゃって時おりパーティで声をかけて見てもらってるの」
里奈「是非見せてください、大人のセックスが見てみたいです」
恵子「私も恥ずかしいけど見たいです」
絵美と明日香は喜んだ。
そして二人の見てる前でキスをした。
※元投稿はこちら >>