ある日、父が酔って帰ってきた日のことです。いつものように母が風呂に入ると父はわたしのことを羽交い締めにして、体を弄り始めました。お酒のせいか父はいつもより体温が高い気がしました。父の熱い掌に弄られるとすぐにわたしもあそこが疼き身体の中心が熱くなってきます。父と初めてセックスをした日から2ヶ月ほど経っていたでしょうか。この頃にはだんだんと罪悪感も薄れていて快感に没頭してしまうことが多かったです。というのもセックスと違い、触られるだけなので妊娠してしまう心配がなく、なによりも父に触れられると気持ちが良くて仕方がなかったのです。
この日の父はやはり酔っているようでいつもよりも荒々しい手付きでそれがますます興奮しました。足元がふらつくようでリビングのソファーに触ると向かい合うようにわたしを抱きかかえると父の荒い息が耳にかかり、それさえも刺激になって「んっ」と甘い声が漏れました。それを父はもちろん聞き逃さず、耳をべろりと舐めながら「小学生のくせに興奮しているのか」と尋ねました。この日わたしは、嫌々と首を張りつつもギュッと父へ縋りついて、父からの刺激を求めてしまいました。いつもは父に背を向けた体制が多く、向かい合って縋り付くというのはこの時が初めてだったかもしれません。いつもより体が密着しているようでドキドキと胸が高鳴りました。すると父は荒々しい手付きで服の中に手を入れて直接弄ってきました。
私の割れ目にまで直接触れたのはあの時以来でした。下着をずらし、乱暴に指を抜き差しされると、少し怖くなってきて、腰を上げて離れようともがき抵抗すると父は強引に口付けてきます。少女漫画のような綺麗な口づけではなくベロベロと舐め取られ吸われ唾液を飲まされるような嫌らしいキスでした。
気づけば割れ目にあの赤黒い嫌らしい父のペニスが押し付けられていました。指で掻き回されたそこへ擦り付けられれば、これから父がどうしたいのか、嫌でもわかります。
母が戻ってくるかもしれない、妊娠するかもしれない、ただこのときの私は目の前の快感よりも恐怖や不安の方が大きくなっていました。
「おねがい、いれないで」と言いながら泣いてしまいました。「あかちゃん、できるのこわいから、もうしないで」とか「ママに見つかったらどうするの」とも言ったと思います。
ただ父にはそれも興奮材料になったようでした。嫌がる私の腰を掴み、自らの先端の上へずぶずぶと沈めました。それが入ってくる感覚にグッとのけ反ると父はニヤニヤと笑いながら容赦なく突き上げて始めます。
「本当はほしくて堪らないくせに」
父の言葉にボロボロと涙をこぼしながらも、父のそれが私の中を引っ掻くたびに快感を拾ってしまうのがやめられないのです。乱暴に突き上げられているのに気持ちいいのが止まらないのが悔しくて悲しかったです。
結局母が風呂から出てくるタイムリミットのギリギリまで私たちはつながっていましたが、父が達することはできませんでした。
わたしは母がリビングへ戻ってくる前に自室へ戻りすぐに布団に潜って寝てしまいました。中へ出されなかったことにホッとしたというのもありますが、父から突き上げられるたびに奥底から湧き上がる喜びを感じて、どうしようもない充足感を得てしまったことが明らかでした。
今までは触るだけに留まってくれればいいと思っていましたが、わたし自身が父と一つになることを望んでいるのだとこの時自覚したのだと思います。
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