実家に戻り3ヶ月が過ぎた時、晃が晴美の両親に晴美と結婚させてほしいと申し出た。
晴美の両親は驚きを隠せなかった。
その時父が晴美のお腹に子供が居ることを晃に話すと、晃は薄々気付いておりそれを承知での申し出だった。
晃の事情は両親も十分知っており複雑な思いで晃と向き合った。
その時母親が晴美を見ると、晴美の心は既に決まっている表情をしていた。
母親が「晃さん、これから産まれる子の父親として市役所に届けを出せるの?あなたの子供では無いのよ?」と問うと「はい」と一言返事をした。
「晴美はどうなの?もう失敗は出来ないのよ?」と母親が晴美に聞くと、晴美も「はい」と一言返事をした。
両親は二人の気持ちが変わらない事を約束し、一緒になる事を承諾した。
出産予定日の4ヶ月前であった。
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