平日は部活、帰るといつも妹が夕飯を作ってくれていた。賢くて、手先が器用な妹は忙しい母に代わり、毎日夕飯を作ってくれていた。
「今日は生姜焼きだよ~ん」考えてみればまだ5年生なのに立派に主婦していた。
「うお~うまそう」
「どうぞ」
「いただきま~す」ガツガツ食べる俺の顔を妹は楽しそうに見ている
「美味しい?」
「ああ、遥はほんと料理上手いよな~」
「ずっと作ってあげるね」
「おお、遥ご飯それだけしか食べないのかあ?」
「うん、でもおかずは沢山食べるよ。お兄ちゃんみたいにスポーツしてないから、糖質はおさえないと」
「そうか、おかわり」
「はい」妹はニコニコしながらおかわりをよそった
「お兄ちゃん、今日もミッションクリアかな」俺は遥が日々何か良いことを一つしたらご褒美をあげることにしていた。そのご褒美に遥はいつもキスを選んだ
「もちろんだよ、最高に美味い料理ありがと」
「やった~」遥の笑顔は最高に可愛い、そう思うようになっていた。
「お兄ちゃん、ご褒美ちょうだい」
「ああ、おいで」風呂上りに妹は俺の部屋にやってきた。パジャマ姿の妹を抱きしめた。
「ご褒美はキスでお願いします」
「了解、さあ目をつぶって」
「今日はお兄ちゃんの顔見てていい」
「いいよ」俺は可愛い妹の口唇を塞いだ。
「お兄ちゃん、おやすみ、最高のキスありがと」笑顔で妹は部屋を出て行った
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