一人暮らしも段々慣れてきたこの頃。
健二の来訪は中学生になって自分も一人暮らしに憧れてきたと言う事でした。
男の子だしそういう時期なのかなと私は思っていました。
弟と言う事も有って私はいつも軽装でした。
ジャージに下着もショーツだけ、弟に男を感じていなかったのです。
しかし、健二の股間は膨らんでいました。
中学生になって身体の発育が私よりも早い感じがしました。
それでも、気が付かない振りをしていました。
健二があんな事を言うまで・・・。
「姉ちゃん・・・最近寂しくないの?・・・」
??私は健二の言っている事が判りませんでした。
「そりゃあ寂しいけど・・・もう慣れたわよ・・・」
てっきり一人暮らしの事だと思っていました。
「日記・・・もう何冊目に成るのかな?・・・全部あるの?・・・」
一瞬で頭が真っ白に成りそうでした。
凍りつく様にひきつってしまいます。
「ケンちゃん・・・日記って何のこと・・・」
そう言えば何冊か実家に置いてきた事を思い出します。
まさか・・・
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