中学一年となった母の正子。中学は普通学級となり、小学校からの友達からのイジメがまた始まります。
運動会ではダンスを嫌がられ、その男子生徒のリアクションにまた周りが笑います。クラスの笑い者だったのです。
しかし数ヵ月後、正子はまた別教室へと移されました。勉強についていけないからではありません。父親の子供を身籠ったからです。
彼女の身体の変化を最初に見つけたのは、叔母でした。小さな身体なのに、お腹が張っているのを見つけてしまったのです。
叔母はすぐに『ピン!』と来たと言います。彼女の兄、つまり正子の父親が犯人ではないかと疑ったと言います。
正子がクラスメイトと合流が出来たのは、一年後のこと。中学2年になった友達でしたが、正子の妊娠中絶は周知の事実だったそうです。
しかし、正子がこのクラスで一緒に学べたのは2ヶ月程度。彼女は、再び父親の子供を身籠ってしまったのでした。
2度目の中絶手術を終え、また特別学級生活となった彼女。その彼女は、一度だけクラスへと戻されました。あの卒業写真を撮るためだけにです。
この頃になると、正子のイジメは無くなっていました。長くこのクラスから離れたせいもありますが、みんなこんな彼女を不気味がっていたからです。
『同じ中学生なのに、こいつ二回も子供を作ってる。』
不気味がる生徒がほとんどの中、ある一人の男子生徒だけはこう考えていました。
『このアホだったら、何をしても許される。チクることもしないだろう。』
男子生徒が並ぶなか、一番後列に立ち、その男子生徒はカメラに視線を向けています。彼は視線を外し、下段に座る一人の女生徒を見ました。僕の母です。
正子の後ろ姿を見るこの男。セーラー服など通り越し、走れば揺れる彼女の乳房を想像するのです。
そして、まだ見ぬアホの正子の大きな乳房を、その両手に掴んでは揉んでいました。
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