「Yくん、もっとしてママたまらない。」
「お義母様あんなに喜んで。良かった良かった。」
テレビの画面に僕のプレゼン姿が写っている。しかも動画だ。僕達は何度もこれを見ながらセックスをしていたのである。
母がグロッキーになったので、
「しかしまんまと騙されたな。流石ママだ。僕の事を知り尽くしてなければ不可能な計画だよ。」
「あなた。私だって協力したわよ。」
「もちろん、M子の協力無しでは出来なかったよ。ありがとう。」
僕のプレゼンを母が持参したカメラで録画したが、このカメラは、会議室の幹部会議のスクリーンに無線で繋がっていたのだ。
内容は、忖度無しで承認された。何故なら、社長以外知らせれていないし、会長も不在だったからだ。
「あれ?Kさんの練習プレゼンが流れてるよ。回線がおかしいのかな。」
「でも、これ使えるよ。斬新だけど、俺達がサポートすれば素晴らしい企画かも。」
社長が、
「彼は、優秀な高校卒業してるんだよ。大学は今一だけどな。」
「社長!彼は会長のお嬢様と同じ大学ですよ。」
「そうだった、君たち、内緒だよ、先輩、違った、会長に殺されちゃう。」
会議室は大爆笑だったのである。
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