田中君の大学からは離れた駅のそばのファミレス、ランチタイムには少し早い11時半にドリンクバーの紅茶を飲みながら彼を待っていました。
もう何回もこうして待ち合わせして会っているのに、とてもドキドキする。
すごく好きな、すごく素敵なドキドキです。
息子と同い年の19歳の彼、若い男の子とのデートにこんなおばさんが胸躍らせるなんて恥ずかしいことかもしれませんね。
彼、遅れずに来てくれました。ブルーのシャツの前を開けて中は白いティーシャツ、とても爽やかな感じで嬉しくなりました。
「静子さんごめんなさい、待ちましたか」
「ううん、全然、だって時間ぴったりよ」
リュックを横に置いて彼が私の向かいに腰をおろします。
「お昼、食べるでしょ、ここでいい?それとも別のお店にする?」
「ここにしませんか。だってお店移動すると時間かかるし」
(時間かかるしだなんて急いでいるみたい。ちょっと恥ずかしいけれど、嬉しい)
「うん、じゃ何にしようか、、」
二人でタブレットのランチメニューを見ます。
こんな風に一緒にごはんを選ぶ、それも嬉しい、ほんとの恋人みたいで。
まだランチの客が少ない時間だったので食事はすぐに運ばれて来ました。
二人でとりとめもないことや、彼の大学の話などしながらお昼はあっという間に食べ終えてしまいます。
「じゃ、行きましょうか」と、私がバッグを手に取ると彼も「はい」と言ってすぐに立ち上がります。
じゃ、行きましょうかという行先は二人とも分かっています。
ラブホテル。
ここから歩いて10分もかからないところにラブホの立ち並ぶ一画があります。
ファミレスを出ると何となく急に言葉数が減り、ドキドキがまた始まります。
少しぎこちない感じ。
歩き始めてすぐ、彼が私の手を握りました。
もう、ドキドキが激しくなっちゃう、でも嬉しい。
息子と同い歳の彼のこと、私、好きなんです。
大好きなんです。
私の誤解でなければ、彼も私を愛してくれています。
歳はうんと離れているけれど、私達、愛し合っています。
ホテル街って歩くの恥ずかしい。
この前入った新しくてきれい目なホテルのところで彼が「ここでいいですか」って聞いてくれました。
「うん」と答えました。
男性の彼がホテルを決めてくれて助かります。私から決めるのやっぱり抵抗がありますから。こういう優しさって大事だと思います。
中に入って彼がすぐにパネルで部屋を選んで勝手に決めてタッチします。
ここで相談なんてしないでくれるのも嬉しい。この部屋でどうですかなんて聞かれるのいやですから。
いつもお酒を飲んだりご飯を食べたりするお金は大体私が払いますが、ホテル代だけは必ず彼が払ってくれます。
そしてお部屋へ。
中に入って彼はソファにリュックを置くとすぐに私を抱き寄せました。
キス、私も彼の背中に手を回します。
性急な感じでなく、柔らかく私の唇に唇を合わせて揺らすようにしながら舌先がなぞってきます。
とっても上手なキス。
「んんんふ、、、」思わず息が鼻から漏れてしまう。
お部屋に入って一言も言わないうちに抱き寄せられて、そしてキスされて。
今から私、彼にセックスされる、、、、
それをはっきりと知らされるキス。
これだけで奥がキュンとして濡れるのが分かります。
ううん、ほんとは待ち合わせのファミレスに向かう時から濡れ始めていました。
だって、会って何をされるかは分かっているんですから、大好きな彼にされること分かって会いに行くのですから、濡れちゃうの仕方がありません。
彼の舌が優しく口の中に差し入れられてきます。
私の舌と彼の舌が、お互いに大好きなことを伝え合うように、お互いに優しく絡み合います。
彼の方が私より20センチくらい身長が高いから、少し上を向く感じでキスされる。
彼の手が私の背中を撫でながら少しずつ下に向かいます。
彼の背中に回した手に力が入って、胸を押し付けながら彼に密着しました。
彼の手がお尻に、、、
私、胸はそれほど大きくなくて比較的細い体型ですが、お尻は大きいんです。
それがコンプレックスですが、彼は私を抱くたびにそのお尻をすごく喜んでくれて、恥ずかしいけれどとっても嬉しかった。
彼の右手が私のお尻の丸みと柔らかさを味わうよに円を描きながら撫でまわします。
(気持ちいい・・)
「ンン、ウ、ウン」少し喘いでしまいました。
熱いのがジュッて溢れて、クロッチを汚すのが分かりました。
彼が唾を私の口に流してくれます。
コクンて喉を鳴らして飲み込みました。
(おいしい、田中君、お願い、もっと、、、)舌でおねだりするともう一度流し込んでくれました。
そして田中君も舌で唾をねだってきます。
私も唾を出して田中君のお口に流し込んであげる。
(今日はちゃんとシャワー使ってからにしなくちゃ・・)
この前のときは、田名君に脱がされて、シャワーも使わないまま、、、
田中君は私の匂いが好きだからって、、、
ですから恥ずかしくて、それで余計に乱れてしまって、彼も興奮したのか凄くて。
ほんとにお互い、凄くなっちゃったんです。
だから今日はちゃんとシャワーを浴びてきれいにしてからにしないと。
だって、今日はほんとにもうとても濡れてしまっているし、汗ばんでしまったし、このままでは恥ずかしくて、シャワー使わなかったら恥ずかし過ぎて泣いちゃいます。
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