今まで私、何度も交換に出されました。
でもお隣の部屋で交換されるなんて初めてです。
田中家は資産家らしく立派な日本建築でした。
一体いくつお部屋があるか分からないほど広く、お庭も立派でした。
そのお屋敷の奥まった二つの座敷が、私と真澄様の今夜の閨です。
襖だけで隔てられた二つの座敷には、夜具が敷かれていました。
夜具はお部屋の中央ではなく、襖ぎりぎりのところに敷かれています。
襖が無ければぴったりと寄り添うように敷かれているのです。
これではたとえ襖を閉めていても、細かな息遣いや囁きさえ聞こえてしまうでしょう。
まして、ここで女にされたなら恥ずかしい声や、誰にも聞かれたくない秘部の水音も聞かれてしまいます。
枕元と足元に行燈が灯されて、夜具の上を妖しく照らしています。
襦袢姿の私、田中君に組み伏せられるように寝かされてキスを受けていました。
襖の向こうの物音に気を取られていたのは言うまでもありません。
向こうの二人もこちらの気配に気を取られていることでしょう。
襖の向こうではせわしなく衣擦れの音がしています。
時々ヌチャっというような唇の音も。
田中君、キスしながら襦袢に手を入れてお乳を揉みしだくんです。
(そんなことしないで、声が、、)
声を我慢しても、呻きがもれてしまいます。
「うっ、く、う」恥ずかしいです、真澄様きっと聞いてらっしゃいます。
でも襖の向こうからも「く、、ん、ん、、、うっ」という可愛らしい声が漏れて来ました。
声、びっくりするほど近いんです。
ほんとに襖際にお布団が敷かれているから、耳元で真澄様が喘いでいるかのようです。
その時、「ダメ、隆さん、今夜はそれ、しないで、ん、ん、お願いそれだめ」ひそひそと小声で訴える真澄様の切羽詰まった声が聞こえました。
隆が真澄様の女性に愛戯を施そうとしているのでしょう。
すると突然田中君の指が私の乳首を摘まみ上げたんです。
「アンッ」向こうの声に気を取られて油断していました。
思わずあからさまな声が出てしまいました。
すると田中君、襦袢を割り開いて両方のお乳を剥き出しにしたんです。
声を出せない私、必死に田中君を睨んで頭を左右に振ってダメダメしました。
なのに彼、私に覆いかぶさるようにして両方のお乳をつかむように揉み上げてきたんです。
乳首を人差し指で弾いたりしながら、お乳を力強くグングン揉み上げられました。
必死に頭を振ってダメダメしても、もう声が漏れてしまいます。
「ウッ、ウッ、アヒッ」
声が漏れ始めると彼、乳首に吸い付いてきました。
勃起した乳首を舐め吸われて舌で転がされ、お乳をグイグイ揉まれて、緊張のせいかすごく感じてしまったんです。
「アンッ、アアッ、アッンンン」
声が聞かれていると思うと余計に声が我慢できなくて、出てしまうんです。
するとお隣の部屋からも「ヒッ、ウウッ、ウッ、ンンッアアッ」真澄様のこらえ切れずに出てしまうお声が。
やっぱりとても近くでお声がしています。
とても哀切な、聞くだけで女の私でさえ妖しい気持ちになるお声です。
今夜、今から私も真澄様も散々恥ずかしく泣かされるのです。
女にされれば、きっと気を遣る時の哭き声を上げてしまうでしょう。
恥ずかしさに余計に性感が高まっていくのを感じました。
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