「Yくんイケメンね。彼女がいないのが不思議だわ。」
母は、僕に体を洗われながら言った、
「確かに僕が練習してると、グランドを見てる女の子が沢山いたよ。でも予め女子部員に彼女居る、ってカミングアウトしといたから、誰も告白して来なかった。小学校から付き合っている、とまで言ったからね。」
母はまた泣きながら、
「嬉しい嬉しいわ。でもやっぱり私は母親。大学卒業したら就職し結婚してね。」
「分かった!約束する。彼女出来なかったらお見合いでもして結婚するよ。
その代わり卒業するまで…」
「なあに、聞こえないわよ。」
「T子さん、僕と付き合って下さい。」
「分かりました。卒業するまでママはあなたの女になります。恥ずかしいー。言っちゃた。」
二人は大爆笑した。
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