軽くパニックになっている姉に、私と娘の事から彼女たちの過去の事や今の状況を洗いざらい話をした。
さすがにすぐに飲み込めるものでもないと思い、話し終わった後しばらく黙ってほっておくと、姉は爪を噛みながら一点を見つめて頭の中を整理しているようだった。
手持ちぶさたを紛らわす為にビールを取り出し、ベッドに腰掛けて半分くらい飲んだ頃に、姉が立ち上がって私の前に来た。
〔ねぇ……まさかとは思うけど……………〕
「ん?…………あー…マイナ?」
〔………ない…わよね……そんな事……〕
「ある………って言ったら?」
〔…………ウソよね?〕
「ねぇちゃんの浮気に気づいたのって、マイナなんだよね」
〔……ウソ…〕
「そのせいでオレらが知らないとこで、先輩とやってたんだってさ」
〔…………ウソ………〕
「まぁ子供同士だからそんなハードなもんじゃなかったみたいだけど…」
〔そんな事聞いてない!〕
「きっかけはねぇちゃんだよ?オレらは乗っただけ。」
残ったビールを飲み干してから、その場に棒立ちで放心していた姉を抱えてベッドへと放り投げた。
「まぁやることやろーよ。後戻りなんてできないんだからさ」
抵抗しない姉の服をパパッと脱がせ裸にして自分も裸になった。
「そーいやねぇちゃんさ、最近マナトの痕跡なくない?ゴムしてやってんの?」
〔…………中……洗ってから…来るから…〕
「なんでわざわざ?」
〔アンタが………嫌だと思って…〕
「マナトの精液が?別に気にしないけど」
〔でも……私は………なんか…〕
「最近ねぇちゃん少し変わったよね?何も言わずにしゃぶってくれるし、やりやすいようにスカートで来るし。なんかあった?」
〔……………ぃ…から…〕
「え?」
〔……きもち……ぃぃから……〕
「オレとのセックスが?」
〔……ウン………〕
裸で横になっていた姉は、急に顔を赤らめて壁の方を向いた。
40半ばも過ぎた姉が不意に見せた表情になぜだかドキドキしてしまった。
「なになに?……息子より弟のがいいわけ?」
〔……そぅ…〕
「へぇ……どのへんが?」
〔きもち…いいところに………あたる…〕
「オレのそんなデカくないけど?」
〔大きさじゃない………〕
「ふーん…まぁいいや。…ってか今のねぇちゃんけっこう可愛いよ?」
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