「義兄さんもいない、男とも別れて、その性欲どーすんの?」
〔………どうも…しないわよ…〕
「解消してくれるのが身近にいるの気づいてない?」
〔……アンタ…また…〕
「オレよりもっと身近。毎日一緒にいる男だよ」
〔…………まさか…〕
「そう。マナトな」
姉は私を睨み、またぶるぶると震えだした。
両手は押さえていても膝を上げられちゃたまったもんじゃないと思い、姉の脚の間に膝を押し込んで押さえた。
「高校生にもなれば知識も興味もあるんじゃない?たとえ相手が母親だとしてもね」
〔………外道。……それが条件なわけ?〕
「さぁ?どうだろね?」
〔……………手、放して。お風呂行くから…〕
はっきり返事をしないまま姉は風呂へ向かった。
仮に姉にバラされたとしても、末っ子の私には住んでいる場所にしがらみもないし、実家を継ぐわけでもない。
娘と2人で好きな土地へ移ればいいだけの事だったので、ある意味負けのない賭けだった。
風呂からあがった姉を呼び止めもう一度リビングへ引き込んだ。
「息子と一線越えるのなんてどってことないよ。浮気も同じでしょ?初めの一歩踏み出したら簡単なもんだよ」
〔……アンタと一緒にしないで〕
「同じだよ。性欲に素直に従っただけ。それが娘だったりねぇちゃんだったりしただけ。さっき気持ちよさそうだったけど?」
〔…………クズ…〕
「何とでも言ってよ。オレは気持ちよかった。ねぇちゃん意外といい身体してるよね」
〔……………………〕
「マナトとするならその時マイナ預かろうか?オレはいつでもヒマだからね」
湯上がりの姉はすっぴん顔をほんのり赤らめて、キツい目を私に向けながらも艶っぽさを出していた。
〔しないわよ!マナトとなんて……するわけないじゃない〕
「ふーん。……浮気相手と別れたのはいつ?」
〔………3月。って関係ないでしょ?〕
「半年ねぇ…。その間一度もないの?」
〔ないわよ!〕
「半年ぶりにしたのが弟だったんだ?気持ちよかった?」
〔知らない〕
「そう言うわりにかなり濡れてたよね?いつもあんな?」
〔………うるさい…〕
「けっこう締まりいいよね?かなり気持ちよかったなぁ」
〔………………〕
「フェラも上手いし自分で腰振るし、胸も柔らかくて触ってて気持ちよかった」
〔………やめて…〕
「こんな身体してんならもっと早くに知りたかったわ」
〔…………ねぇ…やめて…お願い…〕
「どして?さっきから息荒いけど…もしかして?興奮してきちゃった?」
〔…………やめて、お願いだから…〕
※元投稿はこちら >>