「30年越しって……」
『みっくん鈍感だし言わなきゃわかんないよね!私小学校の時からずっとみっくん好きだったんだよ!』
「え………?」
『ユキと付き合った時も結婚式呼ばれた時もその後大泣きしたんだからね!』
「マジで?」
『嘘言ってもしょーがないじゃんこんな事。』
「……うん、まぁ…そだね」
『で?…年取っちゃったけど1回くらい抱いてくれても良くない?汚れちゃったけど私の願い叶えてくれてもいいよね?』
あきらかに酔った勢いで言っているのはわかった。
が、初恋の相手がここまで言ってくれている事が嬉しくもあり複雑でもあった。
お互いフリーで縛られるものもないし、何より頬杖をついて前のめりになった彼女の腰から尻のラインに欲情した。
『……出よう』
一言だけ言って会計を済ませ、彼女の肩を抱いて店を出てタクシーに乗り込んだ。
ずっと私を見続けている彼女の肩を抱いたままホテルの部屋に入り、入るなりすぐにベッドに押し倒した。
お互いがお互いを貪り合い、彼女の胸と股だけさらけ出して肉棒を突っ込んだ。
『ん……フゥゥゥ……』
肉棒を彼女の中に押し込むと、ふとさっきのメールの文章が頭をよぎった。
…ここに息子受け入れてるのか…
明るいままの部屋で肉棒が入った股を覗くと、陰毛だと思っていた黒いものが違うものだったと気づいた。
よく見ると毛は綺麗に処理され、黒いものは陰毛の形をしたタトゥーだった。
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