隣のベッドの兄妹が静かになった。
激しく肩で息をする甥の身体に隠れ、姪は不規則に身体を震わせながら絶頂の余韻に浸っているようだった。
私も彼女をベッドに横にすると、身体を押し付けるようにして肉棒をピストンさせた。
ギッギッと軋むベッドと彼女の声に気づいた兄妹は、抱き合ったまま私たちの行為を見ていたが、やがて2人ともベッドの上に正座して覗き込むようになっていた。
それならよく見えるようにと彼女を起こして身体を反転させ、結合部を2人に晒しながら蜜壷の中へと射精した。
脈打つ肉棒の尿道を流れる精液が蜜壷へと送られ、放出される精液を受け収縮を繰り返す割れ目を2人は目を見開いて凝視していた。
『ハァハァハァハァ…みっくん……なんか…恥ずかしい…』
「ハァハァ…恥ずかしいの…嫌いじゃないだろ?」
『ハァハァ…イジワル……ンッ…』
大股開きで私にのしかかったまま彼女は私の腕を抱きしめ、肉棒に残った精液を絞り取るように蜜壷を締めあげた。
それぞれ後処理をしてみんなが落ち着いた頃、姪が甥に向かって話しはじめた。
{マナト~。ど~だった?}
【え?どおって…?】
{沙織さんやマイナとしてみてさ!}
【まぁ…気持ちよかったよ。】
{それだけ?もっとさ、なんか感想ないの??}
【うーん……】
{マイナすっごい気持ちよかった!}
【……オレも…】
{みんなでしたらもっと気持ちいいよ?}
【うん…】
{だからさ、おじさんの家…一緒に行こうよ!}
「コハルもいるぞ?」
【…うん…】
「行きたくないワケ、何かあるの?みんな歓迎してるんだけどなぁ」
甥はしばらく困った表情をした後、意を決したように私を見ながら口を開いた。
【あの、オレ…あんまり自信なくて…】
「自信?…セックスの?」
【はい……。デカくもないし、テクニックとかも…】
「…うん。……他には?」
【え?……いや、他はとくに…】
「ハハハ、なんだそれだけか!」
【え?】
「デカさもテクニックもいらないぞ?なぁお嬢?マイナ?マナトとしてみて不満な部分あったか?」
{ないよ~?}
『ぜ~んぜん!むしろ固くて反ってて…エヘヘッ』
「ほら、2人とも満足したみたいだぞ?オレだってデカいわけじゃないし上手いワケでもないからな?」
【………うん】
「もっと別の理由があるのかと思ったわ。義兄さんにはもちろん内緒だし、それはみんなわかってるからな?」
{マイナとしなかったのはなんで~?}
【え……なんか…やっぱ恥ずかしいだろ…】
{兄妹なのに?}
【兄妹だから…だよ。毎日顔あわせるのにさ…】
{ママとはして毎日顔あわせてたのに~?}
【それは………】
『まぁまぁ!マナト君、気にすることないよ~。何も問題ないってわかったんだからみんなでおうち行こうか!みんなマナト君来るの待ってるからね!』
甥は小さく頷いたあと初めて笑顔を見せた。
それぞれ服を来てじゃあ帰ろうかと部屋を出ようとした時、姪が私を呼び止めた。
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