え?ベルト?
、、うん、あと、、目隠しもしてほしいの、、アイマスクは持ってきたから、、
健次は、意味がわからず一瞬唖然とするが、
うん、わかった、、
、それってなんか楽しそうだよね、、
そんな趣味を誰に習った?とは言い出せず、どこか悲しい気持ちに襲われながらも、それを隠そうと平静を装いたかったのか、健次は従順にも愛美の求めに応じて、クローゼットからベルトを探し始めた。
一方愛美は、実は健次と疎遠になった頃に夜遊びで知り合った別の男から調教されたことは心に秘めつつ、
ネットで見て面白そうだったからよ、
もし聞かれたらそう答えようと思って心の準備をしていたものの、何故かそれを聞こうとしない健次を不思議に思いながら、
健次が部屋のなかをうろうろとベルトを探し回るのを見守った。
(つづく)
※元投稿はこちら >>