ふとした切っ掛けに、二人はしばらく見つめあった。
互いの心の底にある背徳感や後悔といった感情が手伝ったのか、催眠術から覚めたかの様な冷静さが二人の間に不意に流れた。
、、母さん、また今度にするよ。
健次は自分のしたことの気まずさから、目を伏せうつむき加減に呟いた。
そうね、健次ちゃん、
また今度ね、約束よ。
健次は黙ってうなずくと、小百合もにっこりと微笑んでそれに応えた。
健次はそそくさと体の泡を流して浴槽に体を沈めると、先に浴室から上がっていった。
後に残された小百合は、一人浴槽に浸かり健次の姿を思い浮かべては、自らの乳房を再びぎゅっとつかんだ。
あぁ、あたしの健次ちゃん、、
もう他の娘には渡したくない、、
小百合はヌルヌルになった股間の割れ目に指先を食い込ませては、前後にくちゅくちゅとスライドさせながら、口から漏れ出る喘ぎ声を圧し殺していた。
(つづく)
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