僕は酒田に言った。「なんでお母さんのことをソープで働かせたの?」
酒田は薄笑いを浮かべた。
スキンヘッドが手を叩いて笑った。
酒田が僕に言った。「強姦された上に、息子にはめられたら、そうなるだろ‥。後は、ちょいと、背中を押してやれば落ちるさ」さらに母の方に身体を向けて言った。「美紗子、スナックに来てた客たちが、お前を抱きにきてて、引く手あまたらしいじゃないか?もっとも、今は熟女ブームだから、息子みたいな若いのともできて、サトルにはめられた時のことが蘇ってくるだろ? ん?それとも、これに強姦された時のことかな?」
母の目に怒りが浮かんでいる。
僕は、日活ロマンポルノを見ているような、そんな感じがした。が、これは、ポルノでもなんでもなく、現実だった。
実の母親が、ソープランドで働いていた。
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