母だった。僕に向かって言った。
「サトル、その顔何?」
「何って」と、僕は自嘲的に言った。「ソープで働いてるの?」
母は肩で息をしながら酒田に罵声を浴びせた。
スキンヘッドが僕の肘を掴んで、母の方に連れて行った。
「アンタの息子は、アンタが好き過ぎて、顔に刺青を入れたんだよ」
母は、自分をレイプした男を見て、声を失っていた。
スキンヘッドは、自分の股間を掴んで、また楽しいことしようとか、お母さんのマンコは、ミルキーの味がしたぜ、とか言って意に介さず。「感激して、声も出せないか?」と母の耳元で囁く。
お母さん、ごめんなさい。僕は心の中でそう言ったのを覚えている。
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