ある時、母と僕と課長さんの三人で旅行に行った(二回くらい行ったか)。場所は群馬の温泉宿。着いて少ししてから、温泉に入りに三人で下に降りていき、母は女湯、僕と課長さんは男湯に入って行った。裸になり、身体を洗って、外に出て露天風呂に浸かった。ぱっと見、女湯とは、竹の柵や作り物の木々などで仕切られていて、すぐ隣にも露天風呂があることがわかる。最初、僕と課長さんだけしかいなかった男湯だったが、後から若い三人の男が入って来た。そして、そのうちの二人が女湯を覗き初めて、露天風呂に浸かり始めたもう一人にこう言った。「おい、一人いるぞ」
「可愛いいの?」と僕と課長さんの前で聞いた。
僕が課長さんの方を向くと、課長さんは、知らんぷりして肩まで浸かっていた。
覗いてる男が言った。「金曜日の妻たちって感じだな。不倫してそうだな」
「どれ、見せてみろ」
「見えないじゃねーか!」
「当たり前だ馬鹿、見えたらやばいだろ」
僕はホッとしたのを覚えています。
食事が終わって、ゲームや卓球して、外の街並みを三人で見て歩き、宿に戻って来くると布団が敷いてあった。
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