程なくすると、「よし、じゃあ、ソープに行くか」と酒田が立ち上がった。スキンヘッドも一緒に来るらしく、三人でベンツに乗り、出発した。が、着いたところはら酒田が経営する部屋が全部で二つしかない、外から見る限りでは鉄筋のアパートにも見える佇まいの店で、僕は落胆した。
ドアを開けて中に入ると、受付の従業員が待っていたという感じで、僕達は階段で二階に上がっていった。後ろを振り返るとスキンヘッドが笑っていた。部屋のドアを開け中に入った。
三人で待っていると、ドアを開けて紺のワンピースを着たセミロングの髪の女が塞ぎ気味に入ってきた。
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