ある時、ポーカーゲームをしに来た客が、Sある?と聞いてきた。
は?Sってなんですか?僕がそう聞くと、スピードのことだと言って、すぐに、「あ、じゃあいい」と言って、ゲームに戻って行った。
後日、酒田にそのことを話すと、覚せい剤を売っているのだと話してきた。
そんなばかな?子供に話すわけないと思われるかも、知れないが
、酒田はファミリービジネスをしようと考えていた。僕を誘い込むことによって、母とより深い絆で結ばれる。そう考えていたのではないだろうか?だが、あくまで母には内緒。
酒田の人生が終わる時は、母の人生も終わらなければならない。一人では生きて行けない情け男なのだ。それが酒田である。
僕と言えば、悪いことに興味を惹かれていたただのバカ。酒田からしたら、ただの駒でしかない。どこかで、母の1番大事な僕をおとしめることにより、母をいじめて楽しんでいたのではないのでしょうか。
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