僕が中学一年のときだった。学校から帰ってくると酒田がいた。母は前の彼氏にしていたように、昼間に食事を作ってあげたみたいだった。酒田はリビングで楊枝をくわえ、母はすぐそこの母の部屋で襖を開けて店に行く支度をしていた。当然、スカートなんかを履着換えるときは、酒田に見られるが、気にしていなかった。黒いパンストの中のセクシーなパンティーがモロ見え。
そんな関係に発展していた。
その日は、僕も一緒に母の店に行った。酒田の車で行って、小料理屋さんに三人で行き、僕は奥の畳のテーブルでマンガを読んでいた。母と酒田はカウンターに。程なくして、母が近所の酒屋さんに自分の店のビールの配達の注文を言いに一人で出て行った。
その時、酒田が小料理屋のママに、笑い話しのような感じで、「さっきな、美紗子のアナルにチンポ入れたんだよ」
小料理屋のママはチラッと僕の方を見た。ぼくの身体は熱くなり、知らんふりするのが精一杯。どっと悲しみに似た何かが押し寄せてきた。
「本当? フフフフ」と小料理屋のママも少しビックリしたよう。
「ローションがねえからよ、サラダ油でな」
「彼女何か言ってた?」と小料理屋のママ。
「言う?何にも言わねーよ、歯食いしばって、黙~っておとなしくさせてたよ」
怒りが込み上げていた。それでも、二人に自分がアナルセックスなんて知ってると思わせない為に、マンガを読むふりしていた。
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