自動車整備工場の事務員として働く山下のお給料は、だいたい手取りで18万程度。
息子2人から、毎月一人3万円つづ入れてもらっているが、それは全て息子名義の口座へと振り込まれている。
つまり、彼女はボーナスは別として、毎月18万円で生活のやりくりしているということになる。まあ、女一人です。充分な金額とも言えます。
しかし彼女には、帳簿上には出て来ない収入金が存在していました。毎月40,000~70,000円の間で、それは不定期に支払われていたのです。
『あっ、そう~?なら、今から行きますっ!』、山下は元気にそう答えて、電話を切った。
そして、『タック~?ゴメーン。朝ごはん作る間がなくなったわぁ~。どこかで食べてぇ~。』と言われます。
『ああ、ええよ。』と答えた私は、急いで出掛けることになった彼女に連れられるようにして着替えを済ませ、玄関へと出るのです。
彼女は、『タック、どうせ今晩も来るんでしょ~?』といたずらっぽく僕に言って、先に車を走らせたのです。
私はすぐに山を下り始めます。少し前には、彼女の車が走っています。このまま、しばらくは山下の車を見ながら走ることになりそうです。
ところが、山を下りきる前に彼女の車が左折をします。彼女からクラクションを鳴らされ、ここでお別れのようです。
彼女は普段よりも1時間ほど早く、家を出ていました。そして、普段は事務服で出掛けるはずなのに、この日はまだ私服です。化粧もロクにしていません。
会社に向かう県道にも出ず、脇道にそれても行きました。そして、曲がってすぐのとある住宅へと彼女は入っていくのです。
その家の扉が開きました。中の住人が開けた訳ではありません。彼女自身が、この家の合い鍵を持っているのです。
彼女は『お父さぁ~ん!』と呼びながら、家の中に入って行くと、居間で座っていた男性を見つけました。
そして、持っていたバッグを床に置くと、『お父さん、チュウしようかぁ~。チュウ~。』と言いながら、男性の唇を奪います。
すぐに、『酒、くさぁ~!』と言いますが、彼女は更に男性の唇にキスを迫ります。
離れた彼女は、『お口でする~?オマンコぉ~?』と男性に聞きました。男性は少し考えていましたが、彼女が素早くこう答えました。
『お父さん~?私、これからお仕事やから、お口にしてくれん~?それでもいいぃ~?』
それに頷いたこの男性こそ、今朝、山下に電話を掛けてきた『岩口』という人物。70歳を越えたおじいさんです。
彼女に謎の収入が入り出したのは、もう8年以上も前のこと。45歳くらいだった彼女は、60歳の初老の男性と知り合ったのです。
男性もまだまだ元気でした。45歳の山下の身体をもて遊んでもいたのです。しかし、6年ほど前、脳の病気で倒れます。
最初こそ心配をしていた彼女ですが、この男性に対する要求が増えて行ったのです。それは身体ではなく、お金でした。
定期的に少しは援助をされてはいましたが、それを毎回求めるようになったのです。『売春。』、彼女にはもうそんな気持ちすらありませんでした。
男性はソファーに座っていました。山下はバッグからウェットティッシュを取り出すと、男性の股間を念入りに掃除を始めます。
掃除が終われば、すぐに彼女は口へと運び、男性器の愛撫を始めるのです。8年も付き合っている彼女です。
男性の射精を早く促すポイントなど、もう把握していました。僅か2分足らずで、男性のチンポから薄い精液を出させてしまうのでした。
彼女は再び唇を寄せ、『お父さん、元気。私も濡れたわぁ~。』と言って、キスをするのです。
『フェラチオは3,000円。』、決めた訳でもないのに、彼女の認識ではそうなのです。
『お父さん、お金もらっておくからねぇ~?』と明るく言って、山下は男性に別れを告げました。
しかし、彼女の手には1000円札が5枚、小銭が数百円分が握られていました。
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