義母との情事 5
慶子はそんな婿の存在を知る由もない、洗い場の戸を開けるとヒノキ風呂の桶から湯をくみ肩から背に流した。
冷えた浴室から湯気が立ち上り裸体は包まれた。
色白のふくよかな慶子の肉体は若い女性にない色気があった、尻笑窪と腰周りに付いた脂肪、男に何度となく抱かれて使い込んだ腰つきが堪らなく男たちの目を引いていた。
正孝は壁を透して聞こえる音だけで慶子の様子を想像していた。
泡立ったソープで今どこを洗ってるのだろうか・・・聞き耳をたてながら再び脱衣場に戻る慶子を待った。
二十分ほど待つと戸が開く音がした。
「来た」
正孝は再び覗き穴に目を光らせた。
湯気が立つ白い肉体が現れた、濡れた肌がほっかり浮かびヘアに付いた雫までも鮮明に見えるのであった。
正孝は生唾をゴクリと呑んだ、すでにパジャマのズボンを突き上げているペニスの先は濡れ始めていた。
バスタオルで裸体を拭き取ると慶子はノーブラで下着を付けパジャマを着ると浴室を後にした。
「おお寒い・・・」
正孝は冷えてきた体を諤々震わせながら暫く納屋に身を潜めるのだった。
慶子は母屋に入るとドライヤーで長い髪を乾かしながら寝室に入った。
まだ酒の酔いが残っているのか温まった身体を布団に投げ出して息を吐いた。
「いい気分だわ・・・もう寝たかしら」
二階に寝ている正孝の事を思っていた、食事の時話していた不満が何だあるかは想像できた。
自分も二人の娘を育てている時、夜の夫婦の営みが苦痛に感じて夫の要望に応えてあげられなかったことを知っている。
正孝もその不満を抱いているのだと思った。
「可哀そう・・若いんだからしたいんだろうな、代ってあげたいけど・・・ダメダメ」
慶子は許されない行為を否定した。
しかし夫を失って二年、まだ湧き上がる性欲に耐えられない時もある
「あ~あ、なんだか変な気持ち」
慶子は立ち上がるとタンスを開けしまい込んだ黒い包みから取り出した。
テッシュの箱をそばに置くと布団に入った。
パジャマのボタンを外すと乳房に手を差し入れた。
「もうこんなになって」
ツンと立つ乳首を指でつまみ上げながら自慰に入って行くのである。
「きもちいいわ・・・」
乳房を揉みながらバイブのスイッチを入れた
ブイン~
バイブの振動を手に感じながらパジャマを降ろし太腿の間に這わせた
「(ああ~いいわ」
バイブの先が濡れた谷間に沈んでいく
「いい・・・ううう」
正孝はこっそりと納屋を抜け出し玄関から薄暗い居間に入って炬燵に潜り込んだ。
「おお寒い・・」
暫く身を潜めてから静かに二階へ上がる階段に足を忍ばせた時であった。
微かに耳に入るブイブイという音に足を止めた。
「まさか・・・義母さん」
正孝はその音のする慶子の寝室に向かった。
ブ~ン
「ぁぁぁ~」
バイブの音と義母の悩ましい喘ぎ声が耳に届いてきた。
「遣っているな」
障子の隙間から覗くと暗闇でよくわからないが義母の自慰する姿なのである。
「あの義母が・・堪らねえ・・もう俺も限界だ」
障子を開け這って慶子の布団のそばに身を寄せるのであった。
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