〈パパ…さっきの…少し思い出した…〉
【さっき?トイレのか?】
〈ウン。…すごかった…。〉
【ちょっと乱暴すぎたか、ごめんな】
〈ウウン、パパに乱暴にされて、すごい気持ちよかった。命令されると幸せだった。…マホ変だよね…〉
【あぁ、変だな。変態だな。…パパが大好きな変態だよ】
〈イヒヒッ…マホ変態だ…パパの好きな。ヒヒッ…嬉しいな!〉
嬉しそうな顔で私の腿に座り、またディルドを自分で挿入していた。
〈パパ…ゆっくり…動かして。イクの我慢できるよーにがんばるから…〉
向かいではすでにトウマくんはトモコのアナルに挿入していた。
トモコ主導ではなくトウマくんが上になって、向かい合い脚を抱え上げ深くまで刺さる体勢で、ソファの反動を使ってリズミカルに腰を打ち付けていた。
トモコの悲鳴にも似た喘ぎ声と、娘の泣くような声、ソファの軋みとディルドの出入りする音だけが部屋の中で響いていた。
トウマくんがトモコで果て、娘も我慢がきかずにイッて、リビングでそれぞれのんびり抱き合っていたが、ふと息子たちの事を思い出した。
【トモコ、コウとナナちゃん、大丈夫か?】
『あっ!…ちょっと見てくる!』
ふらふらとおぼつかない足どりで寝室へむかい、少しして戻ってきた。
『あの子たち…寝てた。ぴったりくっついて。フフフ…二人とも可愛かった~!』
手にはしっかり息子が使ったゴムを持っていた。
【ふたつ…?…他にはなかったか?】
『中身がないのがふたつあったから、たぶん外してナナちゃんのお口に…かな? 』
【そおか。】
『ワタシの分はコウのがふたつ、トウマくんのがみっつ…エヘヘ』
〈マホはパパのがふたつ~!イヒヒッ〉
【まぁ好きにしろ。パパはあと一回くらい…出せるかなぁ~…】
『エッ!?』〈エッ!?〉
【なんてな、ウソ!もー十分だ】
がっかりする二人をトウマくんはニヤニヤしながら見ていた。
『あの子たち、どうしよ?起こさないと遅くなっちゃうよね?』
【そーだな。トウマくんはシャワー浴びてくるかい?】
▼あーはい、じゃあ…▲
トウマくんがシャワーに行った後、トモコは二人を起こしに行き、息子とナナちゃんは手を繋ぎながらリビングに入ってきた。
〈ナナど~だった~?〉
▽…ヘヘッ…ヒミツ△
〈イヒヒッ!ヒミツ…ね!〉
『ナナちゃんもシャワー浴びよっか?』
▽あ…シャワーは…大丈夫…△
『あら、そなの?』
▽コウの匂い…流したくないから…△
『あ~そっか!そだね!わかるわかる!』
シャワーから出てきたトウマくんと、サッと帰り支度を済ませ二人は玄関に向かった。
トモコが紙袋をお土産ねと言ってナナちゃんに渡し、なにやら耳打ちをした後、二人は帰って行った。
【なにあげたんだ?】
『え?ナナちゃんがすごく喜ぶもの~!』
【ディルドじゃないよな?】
『さすがに使い古しはあげないよぉ!』
〈マホわかっちゃった~!〉
【なんだ??】「なに??」
『ヒミツ!』〈ヒミツ~!〉
なんとなくさっぱりしないまま、ネットで新しいオモチャを大量に注文してその日は終了した。
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