『シゲさん!おっきくなってるよ!!』
{……え?}
見るとあぐらをかいて座るシゲさんのモノがしっかりと勃起しているのがわかった。
【シゲさん…それ…】
{あぁ…立った…なぁ…}
『シゲさん!!パパ!!』
すぐに弥生さんからモノを抜き、シゲさんの手を引き弥生さんの前に座らせた。
【シゲさん!】
『シゲさん!!』
自分の状況が飲み込めていないシゲさんの立ったモノを、トモコが握りながら弥生さんの割れ目にあてがった。
【シゲさん!ボ~っとしてる場合ですか?】
私の言葉でふと我に返ったシゲさんは、弥生さんの脚を抱えあげ、一気に貫いた。
〔アァァァァァァッ!!!〕
悲鳴にも聞こえる弥生さんの喘ぎと同時に、弥生さんの名前を叫ぶシゲさん。
十数年ぶりの愛し合う二人のセックス。
お互いの名前を呼び合い、涙を浮かべながら快感を貪り合う二人。
トモコとそっと離れ、プレイルームを出ていった。
廊下でローブをまとい、子供たちのいるリビングへと戻った。
「あれ?パパ、ママ、早くない?」
〈もー終わり??〉
子供たちにシゲさん達の事を話すと、二人とも思った以上に喜んでいた。
〈すごいね!〉
「うん、すごーい!」
四人で興奮しながらシゲさんと弥生さんの事を話していた。
リビングでまったりしていると、カチャっとドアが開いた。
見るとシゲさんと横には弥生さん。
【やるじゃないですかーシゲさん!!】
{あぁ…。おかげさまで}
『弥生さん!よかったですね!!』
〔トモコさん…〕
二人とも照れくさそうだったが、これ以上ないくらいな幸せそうな顔をしていた。
【何年ぶりですか?】
{…わからん…。でもそんな事は関係ないな。}
『そ~だよ!関係ないよ!』
ただセックスができた、とゆうだけだが、その場にいた全員が何となく幸せになれた。
{若さん…ありがとう。君たちのおかげだよ}
〔本当にありがとう〕
二人で深々と頭を下げた。
【私たちはきっかけに過ぎませんよ。…でも弥生さん、よかったですね!】
その瞬間、弥生さんは大粒の涙をこぼしながら私たちに感謝していた。
「シゲさん、ひさびさの弥生さんはどーだったの?」
{あぁ…。幸せだ…としか言い様がないな}
〈弥生さんは??〉
〔もぅ…。言葉ではあらわせないかな…〕
シゲさんは私の手を握り、ありがとう、ありがとう、と繰り返すばかりだった。
【シゲさん、水を挿す様で申し訳ないんだけど…】
{ん?なんだい?}
【私もトモコもまだ中途半端で…。できればプレイルームをお借りしたいんですが…】
{いやいや、気づかなくてごめんな!大丈夫!自由に使ってくれてかまわないよ!むしろ是非使ってもらいたいよ!なぁ、弥生!}
〔えぇ、こんな幸せな時間を作ってくれたんだから、使ってもらわないとバチがあたるわ!〕
ベッタリくっつきながら二人して幸せそうな顔でいた。
『パパ、じゃあお借りしちゃおうか!』
【だな。コウ、マホ、すごい部屋があるけど、一緒に行くか?】
〈うん!〉「もちろん!」
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