息子である智樹になにもかも知られてしまった今、玲子に母親面で近親相姦の禁忌を説く資格などなかった。
玲子はまるで感情を捨てたような顔をしている。
必要最低限のまばたきと呼吸。
こんな状況にあってなぜか不思議と心が穏やかになってくる。
いつも男を迎えるときと同じ感覚。
玲子は口をゆっくりと開き、舌を差し出した。
舌の上に熱く脈打つソレが乗る。
満足に洗われていないのだろう。若く青く生臭い、未成熟なオスの匂いが鼻をつく。
包皮に包まれた先端を口に含むと智樹が女々しい声を漏らす。
所詮は童貞中学生。大人の男を演じていても中身は青いまま。
玲子は口内でソレを転がす。飴玉でも舐めるかのように。
絡みつく舌先が包皮を優しく剥いていく。
智樹は声を漏らさんと必死に口を閉めているが、未経験の刺激に思わず腰を引く。
玲子の口から不意にソレが抜け、口の脇からよだれが垂れる。
玲子によって包皮が剥かれ赤く充血した亀頭が露出している。
よだれで泡立ったカリ下にはビッシリと恥垢が溜まっていた。
玲子は智樹の腰をそっと引き寄せ、尖らせた舌先を汚れたカリ下に沿わせる。
舌が艶めかしく這いまわり恥垢が綺麗に舐め取られていく。
舌が裏筋にまわったとき、智樹は我慢の限界を迎えた。
亀の口から勢いよく噴射する白い精液。
制御が効かず、まさに暴れ馬の如く跳ね噴射を繰り返す。
玲子の口元、鼻下、頬に智樹の精液がぶちまけられる。
玲子はまったく表情を変えず、それを拭おうともしなかった。
智樹がベッドにへたり込む。
玲子は汚れた顔のまま、パジャマのボタンを静かに外していく。
ブラジャーは着けていない。やや垂れ気味の、しかし弾力のありそうな釣鐘型の乳房がふたつ並んでいる。
玲子は続けてパジャマのズボンにも手を掛ける。次の行為を予見しショーツも一緒に脱ぐ。
智樹の目の前に母親の裸体が晒される。
玲子の股間には大人の証である陰毛はなく、そこだけ幼女のように滑らかだった。
ひとつ幼女と異なるとすれば、大きく肥大し黒ずんだ陰唇のビラビラが縦スジに収まりきらずはみ出していることだろう。
これまで何人もの男を包んできたであろうその陰唇は貫禄さえ感じられる。
玲子は仰向けに寝転ぶと、両ももを手で抱え正常位になり受け入れ体勢をとった。
その信じられないような光景に、射精後やや萎えていた智樹の肉棒は再び猛りだした。
玲子が口を開く。
「あなたは私を買ったのよ、、さぁ、いらっしゃい」
『母さん、、僕、、』
「智樹、、今は何も言わないで、、何も言わなくていいから、、おいで」
続く
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