母が来ても、学校には誰もいないので全然平気だった。見つかったらマズイけど、騒いだりしない限り警備員に見つかることはなかった。とりあえず、近所のレストランで食事をした。そして、スーパーで食料を買って帰ってきた。うきうきした。母が恋人のような気がしてならなかった。でも本当にこのきゃしゃな身体の人から僕が生まれてきたんだろうか?あのタラコ唇から?
母に聞いた。僕産んだ時ってどうだった?
そりぁ痛かったよ。と母は言った。でも、あゆむ予定より早く出てきちゃったから、そんなに苦しまなくて済んだの。あゆむの方が大変だったのよ。未熟児でこんなに小さくて。
じゃあ、僕プリンみたいにプルルンって出てきたんだ?
そうね。と母は笑った。それから、母はシャワーを浴びた。バスルームから母が出てくるとランドリーはあるの?と聞いてきた。
あるよ。と僕。なんで?え?ほら、お母さん下着とか、洗いたいから。12時間も飛行機に乗ってきたから。母はほとんど手ぶらで来ていた。僕は母のパンティーとブラとスリップを持ってランドリーに行った。途中で母のパンティーの匂いを嗅いだ。潮の匂いがした。神秘の匂い。あとからほんのり磯の香りとミルキーな匂い?ケダモノ臭?とにかく母のタラコ唇の匂いは、最高だった。
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