ある晩、ふと目を覚ました。急に怖くなって母とおじさんの部屋に走っていった。その部屋からは、意味不明の母の声が聞こえていた。ドアには鍵が掛かっていて、僕はドアノブを握ってオシッコを漏らしていた。泣いてると、母が開けてくれた。白い柔らかなシルクを羽織っていた。僕を抱きしめてくれた。オシッコを漏らしていると分かっておじさんを呼んだ。おじさんは全裸でこちらに来て、僕を叩いた。母が声を荒げて、僕をかばっていた。部屋からは変な匂いがしていた。母の身体には赤い点々沢山がついていた。ベッドの横のテーブルには黒い紐と、赤いロウソクがのっかていた。壁には太い大きな額縁の中でウエディングドレスを着た母と、白いタキシードのおじさんの写真がにっこりと微笑んでいた。
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