夜、母が寝ている布団に入りにいった。何どうした?と母。こないだのことはまるでなかったかのようだ。ねーいいでしょう。と僕は言って、したのパジャマに手をいれる。ちょっと、と母からおしのけられ、じゃあ抱きしめてよ。と僕は言った。母は笑いながらいいよ。と言った。もう赤ちゃん返りしちゃた?毎日こうして欲しいと思った。キスしていい?と僕。いいよ。と言って口に軽くしてくれる。僕が衝動を抑えきれなくなり母の頭をもち思いっきりした。舌を入れた。ヨダレが垂れるほどの。ねっちょねちょと気味の悪い音がしていた。母は苦しみもがく。そしてオエ!っと言って離れた。目に涙が滲んでいる。僕は謝った。母は頭を少し振って言う。もういいでしょ。僕を見ている。僕は布団から出て自分の部屋に入った。
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