それは違う。と母は言った。お父さんは違うよサトル。お母さんを捨ててなんかないよ。じゃあなんでうちには仏壇がないの？お星様になったなら仏壇があるはずじゃないか？と和康君は言った。教えてあげる。と母は言った。お母さんサトルが、あの人の子供が欲しかったの。あの人に、安全日だから出してって嘘ついたの。そしたらお父さん躊躇してたから、お母さんが沢山腰を振ってお願いしたの。出してって。奥さんの中に出すよりも沢山。沢山出してって。そしたらお父さんたくさんお母さんの中に出してくれたの。勢いよくお母さんの中にほとばしるのを感じたわ。シュッシュッって沢山。一杯。
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