娘のフェラチオもそれなりに上達してきた頃、義妹からメールがきた。
コウの件どうなってますか?と。
娘のレベルアップに気をとられ義妹への連絡をすっかり忘れていた。
すぐにトモコからメールをさせ、その週末にどうかと連絡した。
土曜日は旦那さんは仕事なのでお願いしたいと返ってきた。
息子と娘に、週末義妹が来る事を伝えると
「ヒロおばちゃん剃ってきてくれるかなぁー?」
〈パパ!先にマホだからね!〉
と少しずれた答えが返ってきた。
土曜日
午前中はみんなダラダラと過ごし、義妹が来るのを待っていた。
13時過ぎ、玄関に緊張した顔で義妹が現れた。
〈ヒロおばちゃんいらっしゃ~い!〉
娘がニコニコしながら義妹を出迎えた。
息子は照れながら
「こんちはー」
と言うのみ。
『ヒロちゃん待ってたよ~!さ、入って入って~!』
トモコが義妹をリビングへ通す。
黒地に色とりどりの鮮やかな花柄のワンピースを着た義妹はつくり笑いをしながらリビングへ入ってきた。
『さて…と。ヒロちゃん、緊張してるよね!なんか飲む?…お酒でも!』
【そだなー。ヒロちゃん、飲んじゃおか!そのほーがリラックスできるんじゃない?】
[うん、じゃあ……]
トモコがビールを出し、私とトモコと3人で乾杯。
「オレも緊張するからビールちょうだーい」
【飲んだら勃たなくなるぞ?】
と脅すと
「ママ、コーラで!」
…かわいいもんだ。
他愛ない話をしながら談笑していると
〈ヒロおばちゃん!私達のことどう思ってるの??〉
とストレートに聞いた。
義妹は少し間を置き
[普通の人の感覚じゃあり得ないと思う。でも……私はすごく羨ましいと思うの。家族みんながみんなを好きで、形はおかしくてもちゃんと愛しあってて…。そこに私もお邪魔しても……いいかな?]
〈うん!ヒロおばちゃん、早く赤ちゃんに会いたいよね!〉
一番難色を示していた娘が、義妹にかけた言葉は優しかった。
『ヒロちゃん、下の毛剃ってきた~?』
相変わらずトモコは能天気で、救われる。
[うん、一応剃ってきたけど、どうだろ?]
『とりあえずお風呂行こ!チェックしよ~!
マホ~!3人でシャワー行くよ~』
〈は~い!〉
そう言うと3人でバスルームへ向かった。
息子と二人になり、義妹についてどうか聞いてみると
「ヒロおばちゃん、すっごい色っぽいよねー」
【ママより?】
「ママの次ー」
マザコンっぷり全開だった。
長~いバスタイムを終え、3人がリビングへ戻ってきた。
『…じゃあ…コウ。ヒロちゃんお願いできる?』
「あーオッケー」
そう言うとトモコは義妹を息子の側へ誘導し、ダイニングに座る私の横へ来た。
娘も私の横へ来て
〈ヒロおばちゃんのアソコすごい綺麗になってたよ~〉
と報告してきた。
『ヒロちゃん、コウを子供だって思わないほーがいいよ~!私の大好きなコウはもー立派な男だしね~!』
そう言うと私に抱きついてきた。
【やっぱりさみしいか?】
トモコに聞いた。
『うん…。ホントはね~』
そう言うトモコを娘がそっと抱き締めた。
〈ママ。楽しも!みんなで気持ちよくなろ!〉
娘が一番大人だった。
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