『パパ、どーだったどーだった?』
【よかった】
『具体的に~!』
【すべてがトモコみたいだったから。おっぱい以外】
『…ふーん』
【すいません調子乗りました】
『まぁいいけどー。
今日はすっごい気持ちよかったし』
【すごかったな今日。どした?】
『わかんない~ヒロちゃんがいたからだと思うけど』
玄関が騒がしい。
〈ただいま~!〉
「ただいまー」
〈パパ今日は~?〉
「ママ今日は~?」
【今日はちょっと大事な話があるから、とりあえず待ってな】
〈えぇ~…〉「えぇ~…]
夕飯を食べ終えリビングに集まり、義妹についての話を始めた。
【コウ、ヒロちゃんどう思う?】
「え?なに突然?」
【どんな存在だ?】
「…おばさん」
【そーだな、間違いない】
【マホは?】
〈ん~………。おばさん〉
【そーだよな、それ以外ないよな】
義妹の、赤ちゃんの事についてなるべく分かりやすく子供たちに説明し、私に白羽の矢を立て相談に来たところまで話し
『それでね……ママがね…
ちょっとパニックになる事があって…。ワタシたちのね、その…おかしな関係がバレちゃったの』
〈えっ…!?〉「マジか!?」
【バレたというか、ママがバラしちゃったんだけどな…】
「……それで?」
【パパは子供つくれないけど、コウは大丈夫だと気づくよな?】
「……そだね」
【で、今日だ。コウと子供つくる協力をしてくださいとお願いに来たわけだ】
「…おぉ…。で、どーしたの?」
『OKしちゃった!』
〈…うっ?〉
「マジかぁー!?!?」
『マジ…エヘヘ』
「エヘヘじゃなくて!何で!?」
『ヒロちゃんほんとに赤ちゃん欲しがってるのね。何とか協力してあげたくて…』
「…イヤイヤイヤイヤ…マジか…」
『でもコウ、ヒロちゃんとセックス…出来るでしょ?』
「…たぶん…」
『でしょ?そう言うと思ってOKしたの~!ヒロちゃんママとそっくりだし、おっぱい大きいし~』
「……でも、そっくりだけどママじゃないし…。ヒロおばちゃんとかぁ…」
『あ、大丈夫!ママも一緒だから!』
「マジか!?」
『マホもパパもみ~んな一緒にコウとヒロちゃんサポートするから心配ないよ~』
〈マホもパパもみんな一緒にって……〉
『みんなでセックスするの~』
「マジか!?」
〈ヒロおばちゃんを仲間に入れるってこと??〉
『そーゆう事かな~』
「じゃあオレ大丈夫ー!」
『今日お試し体験でパパとママとヒロちゃんでしてみたから大丈夫だよ~』
〈えぇーっっ!?パパ!ヒロおばちゃんとしたの!?なんでぇぇぇ!?やだぁぁ!〉
【お…おぉ…ゴメンゴメンマホ】
〈なんでコウじゃなくてパパがするのぉー!?〉
『ママがお願いしたの。始めから5人でだと心配かなぁ~って思って…』
〈だからってパパがしちゃイヤーー!〉
『ゴメンねマホ、ちゃんと先に言わないとダメだったね』
〈パパはマホとママとだけなの!他の人はイヤ!〉
『でもね…』
【マホ。パパはママのお願いは断らない。今までも断った事ないんだ。ヒロちゃんとしたのもママのお願いだったから。】
〈じゃあマホのお願いも聞いて!〉
【うん、どんなお願いだ?】
〈これからマホとずっと一緒に寝て!朝はマホとするの!〉
【ずっと?】
〈ずっと!ママとはマホの後!〉
【そうか、わかったよ。】
『パパ大好きなのね~』
〈そだよ!パパは私の初めての人だし大好きだもん!だからパパがマホとママ以外の人とするのイヤなんだもん!〉
『そぅなのね~。でもたまにはパパをママに貸してくれるんでしょ??』
〈マホの後だからね!パパがママ大好きなの知ってるから独り占めしないけど、ほんとはイヤだからね!〉
『あらら…。パパ愛されてるのねぇ』
【ママ楽観的すぎだ…。
マホ、パパがヒロちゃんとするのはすごくイヤだよな?】
〈イヤ!〉
【わかった、じゃあヒロちゃんはコウに任せてパパはマホとママだけなら?】
〈…それなら…いい。〉
【うん、ならパパはもうヒロちゃんとはしないよ。でもママとはいいよな?】
〈うん…パパも好きだけど、ママも好きだから…いい〉
『ありがと~マホ』
「…おーい、オレは?オレの事忘れてない?]
〈コウはヒロおばちゃんと勝手にしてればいいじゃん〉
「ひでぇな…」
『まぁまぁ。じゃコウはヒロちゃんとする、みんなでするけどパパはヒロちゃんとはダメでマホとママだけ…そんな感じでいい?
ヒロちゃんの赤ちゃんつくるのにみんなで協力するってことでいい?』
「りょうかーい」
〈うん、いいよ〉
【まぁ、そんな感じか】
家族のパワーバランスが少し変わってきた感じの話し合いだった。
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