それからまた1ヶ月
義妹からまたお邪魔していいかと伺いがきた。
土曜日昼過ぎにと約束して、子供たちを外出させた。
『コウだよね…』
【だろーね】
チャイムが鳴り、中へ通すと早速義妹が話し出した。
[トモちゃん、昔から私の事よく知ってるから、私の考えてる事みんなわかっちゃうよね?]
『うん、だいたいね』
[今日来た事もお見通しだよね?]
『そだね。……コウでしょ?』
義妹は一呼吸置くと深く頭を下げ
[トモちゃん、おにいちゃん…赤ちゃん作ること、協力して頂けませんか?お願いします…]
義妹の正面に座ったトモコが優しく問いかける。
『どんなことでもできる?』
[はい]
『旦那さんに死ぬまで秘密にできる?』
[はい]
『じゃ…いいよ~』
[…えっ!?]
『だから、いいよ~』
【かるっ!】
『だって話してそー決めたじゃん』
【まぁそーだけどさ】
義妹はポカーンとしていたが、義妹から連絡が来た後トモコと話は済んでいた。
『コウにはまだ言ってないけど、ワタシたち元々おかしいし、そんな関係があっても全然平気かなぁって』
[…うん…]
『だから、旦那さんには絶対内緒に出来るって本当に約束出来るなら、いいよ!』
[うん、うん!絶対絶対内緒にする!]
『じゃあコウにはワタシたちから話しとくけど、マホにも話すよ?家族の中でマホだけ知らないなんて事したくないから』
[うん、わかった]
『コウとする時、ワタシも横にいるけどいいよね?』
[うん、それは大丈夫]
『マホもいていいよね?』
[あ…うん]
『パパもいていいよね?』
[えっ!?]【はっ!?】
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