禁断 LOVERS 3rdー堕ちていく2人ー 18
俺が愛する人は今ではサヤさんでもなく
コハルさんでもなく
もしかしたらユキさんでもない…
そんな事すら頭をよぎっていた。
それから数日後…
俺の携帯電話にヤマザキ先生から
電話があった。
仕事が終わる
数十分前の事だった
「あ、ヤマザキ先生いつもユカが
お世話になっております…」
「申し訳ございません…
今はまだお仕事中でしょうか?
急なんですが今晩は
お時間ございますでしょうか?」
「ど、どうされました?
ヤマザキ先生?」
「ええ…ちょっとユカちゃんの
成績について…」
本当なら真っ直ぐ家に帰りたい
ところだが、
ユカの事となると話は別だった
「ヤマザキ先生、
私は何処に行けばよいでしょうか?」
「そうですねこの近郊だと
他の生徒さんの親御さんに
会うなんて事もあるでしょうから
お手数ですが私の住む隣町まで
お越し頂けないでしょうか?」
俺は二つ返事で承諾して
隣町の居酒屋で
20時半にヤマザキ先生と
待ち合わせる事になった。
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