禁断 LOVERS 3rdー堕ちていく2人ー 11
セックスを終えた俺とユカは
無言でベッドに向かい合わせになって
横たわる。
お互いの体を触りながら…
感触を確かめ合いながら…
「おとうと
一つになれてユカ、
嬉しいよ…」
「俺もだよユカ…俺も
嬉しいよ受け入れてくれて」
「もう、もうあの2人とは
エッチな事しないって
約束できる?無理…かな?」
寂しげな顔をするユカのほっぺを
撫でながら
「もうあの2人とはこんな
関係辞めるからな」
そう言うとユカは微笑んでくれた。
「ユカ…ユカこれからは
おとうに対して正直に生きるね…
良い?おとう」
「もちろん、良いよ本当の
ユカを俺にだけ見せてくれ」
そんな会話を続けながら俺と
ユカは抱き合いながら
眠りについた。
「お~い!おとう!起きて~!!」
そしてその後すぐにドーン!
「うっ!」寝ている俺の上に
制服姿のユカが飛び乗ってきた。
完全に目を覚ます俺…
「こんなに荒っぽく起こすなよぉ~」
「だって全然起きないんだもん!おとう」
ユカはほっぺを膨らませて俺を見る
そして俺の唇にチュッと
キスをしてきた。
「起きて準備してね♪」
ニコッと笑ってみせた
(あ、昨夜のアレは夢じゃないんだ…)
そう思ったら俺は無性に
ユカを抱きしめたくなった
「痛い!痛い!急にギュって
しないでよぉ~」
「ごめん、ごめん♪」
俺は笑いながら謝った。
その後2人で朝食をとり
家を出る時にキスをした。
まるで新婚夫婦のように…
こんな朝はいつ以来だろう
そんなことを思いながら俺とユカは
海沿いの道路を2人並んで歩いた。
「おとう、さっきから
ニタニタしてキモいよ」
「へへ~ん♪なんて言われても
平気だもんね」
「おとうのバーカ♪」
そんな会話をしながらお互いに
学校、職場へと向かった。
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