近親相姦 官能小説

ナナミとヒカル27

俺は今、ぼーっと体もあまり動かせずに
ベッドの上で寝ている…どうしたのかって？

下校途中にひょんな事で階段を踏み外して
階段から転げ落ちて気がついたら病院…
しかも、左足の骨折につき片足が釣られてる状態
身動きができないとはこうも辛いものとは思いも
しなかった。俺が居る病室は6人部屋だが
今は俺を含めて3人しかいない。病室の入口から
ベッドが向かい合わせに3台ずつ並ぶ
入口の両側すぐにそれぞれ人が居て1人分のベッドが
空いて右側の1番奥の窓側に俺が寝ている。
病室の中でもポツンとちょっと2人よりは離れてる
入口すぐ左のベッドには70歳くらいのヨボヨボの
お爺ちゃん…いつも耳にイヤホンをして、
たぶんラジオを聴いている。
入口すぐ右のベッドの男性は30歳代くらいの人で
ヒョロっとした感じの人…小さい音でテレビを
見たりしている。もっぱら話し相手はこの30代の
男性だ。多少大きな声で喋ってもお爺さんは
イヤホンをしてるので迷惑にはなっていない。
「兄さん…兄さん…あのさ…」この人は俺の事を
兄さんと呼ぶ。俺はこの男の人を呼ぶ時は
[あの…]とか[すいません…]とかで呼ぶ。
お爺さんの事は呼んだことはない。
「兄さんが運ばれてきた時に一緒に来た人って
もしかしてお姉さん？」この人ちょこちょこ
色々と聞いてくる。暇なんだろう…
「いえ、あの日一緒に来たのは母ですね。」
「へ～そうなんだ～なかなか綺麗な人だね～」
身内が言うのもなんだけど歳の割には若作り
してるかもしれないなと心の中で思った。


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